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酵素で生きる。

癌活。

2015.11.06 03:56



明日、がん告知されたら?


治療方針は決めてますか?


主治医は決めてますか?





闘病記などを拝見していると、

唐突に突きつけられた告知!

どうして私が?どうして夫が?

がん告知にためらい慌てる声をよく耳にします。


みんな誰しも「がん細胞」は毎日生成しています。

5000個とも10000個とも言われています。

誰しもが、がん告知の可能性があるのです。


抜群の免疫力で封じ込めていたとか、

小さすぎて発見できなかっただけとか、

理由は様々ですが、確かにみんな生成しているのです。


どのタイミングで見つかるのか?

こればかりは人によって様々です。

定期健診や健康診断で見つかる場合もあるでしょう。

ただし、それらの検査基準を高くしたり、低くしたりと

発見のための検査基準はまちまちだそうです。


発見されるのは明日かもしれません。


著者でさえ、近親族にガン経験者がいます。

友人知人ともなれば、ねずみ講のように一気にその数は増えるでしょう。


インフルエンザに罹るよりも、もしかすると多いかもしれません。


ガンは恐ろしいものです。

「ガン=死」という固定概念を持ってる方も多いと思います。

実際、闘病記を記されていた方が、突然の断筆というありようを

拝見してきました。最後のメッセージすら用意されている方も

大勢いらっしゃいました。


闘病に耐えたのに、力尽きたという最終章には、涙が止まりません。



世の中、「就活」「婚活」「妊活」「終活」などの言葉が周知されてきました。


ちゃんと、いまから 

「癌活」 しておきましょう。



備えあれば、チャンスあり!です。



ざっくりといえば、下記のような流れががん発見からの流れ。


1:健康診断などで精密検査を受けるように言われる

2:指定された検査病院(大病院など)で精密検査

3:入院検査~がん発見~告知

4:大病院で治療方法(ガン三大療法)の提示

5:主治医確定での治療開始 もしくはセカンドオピニオン診断

6:実治療開始

7-A:寛解 ~ 退院めでたし!

7-B:増悪 ~ 緩和療法へ!



ガンといえども、部位によっても、進行度合いによっても

年齢的にも、同じケースというものはありません。


つまりは、ひとりひとりの「ガン治療」は、違うもの。

カスタマイズされたものです。


「三大療法」に於いてですら、治療の組み合わせは膨大に。


ましてや昨今話題の、「第四治療法」といわれる「免疫細胞療法」も

ほんと星の数ほどの組み合わせです。


すべての治療法を知っている医師のほうが少ないのでは?

と思うほど、日々進化しています。


「癌活」にあたって、どれが真実で、どれが適しているのか?

一朝一夕にはいきません。専門家ですら、明示できないのですから。


抗がん剤にしても、難しい名前のものばかりで数十、数百種類あるそうです。

(日本での抗がん剤使用量は、全世界10のうち、日本7を占めるそうです)


日本は抗がん剤消費No.1という事実が顕著です。

国策でしょうか? 製薬シンジケートでしょうか?



ガンと対峙する家族からも、

「いったいどれが良いのかわからない!」

「選択肢が多すぎて、主治医任せにする」

「難しすぎて選べない」

「怪しい情報が多すぎて・・・」

という声をよく目にします。


いきなりがん告知され、余命宣告までされた状態では、

しっかりと選んだ治療法に辿り着くのは不可能です。

真っ白で、パニクっているのに。


そうなると、「治療現場」である「病院と主治医」に頼ることになります。

優秀な医師であっても、神ではありません。

医師の聡明な知識は、西洋医学だけかもしれません。

それを否定するのではなく、限界があるのが当然です。


すばらしい主治医にめぐり合ったという方もいれば、

人間味に欠け冷徹な主治医だったという批判もあります。


主治医は神ではなく、

「限定された知識の中で治療を執り行うことができる人」

という機能でしかない。


がん患者を持つ家族とすると、主治医に「根治・寛解」を

求めてきます。当然なのですが、そこには無理もあります。


主治医には、主治医の範囲内での「知見」しかありえません。

それらの「範囲外」をどうするかということです。


主治医のゾーンが野球で言う「三塁」であれば、

「二塁」「ショート」「一塁」「レフト」ゾーンをどうするのか?

それらを守るのは誰?ってことです。


それこそが、「癌活」です。



後半へ続く。