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満月から新月へのサイクルで感情のデトックス

2017.09.06 16:23

月は、感情を支配します。

何故なら、月には記憶を呼び起こす作用があるからです。

記憶には、感情が伴います。


月を見る時、何だか悲しくなったり、寂しくなったり、切なくなったりするのは、

月が潜在意識の中の感情を呼び起こすからです。


しかし、多くの人はそれを意識することはできませんから、

「理由もなく悲しくなる」という現象で現れることがあります。



でも本当は、理由があるんです。



人は、無意識の内に感情を溜め込んで生きています。

その代表的なものはインナーチャイルドです。

インナーチャイルドとは、子供の頃の記憶による傷がトラウマとなって、現在に影響を及ぼすこと。

インナーチャイルドだけでなく、無意識に閉じ込めた様々な感情は、潜在意識にマイナスイメージを植えつけます。



自己実現をしていく上で、この潜在意識を良好に保つことはとても重要です。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。


満月は、無意識に溜め込んだ感情が表に出やすくなります。


満月から新月への月が欠けていくサイクルは、

ものごとを減らす作業(断捨離、デトックス)に適していると言われていますので、

潜在意識を良好に保つために、満月から新月へのサイクルを利用し、感情のデトックスを行います。


デトックスとは、体内から毒素や老廃物を取り除くことです。

記憶倉庫に溜まった負の感情を排出させます。



満月から新月へのサイクルの時だけに限らず、

負の感情を感じたら、まずは、感情の原因を探ってみましょう。



原因が分かっていても、わからなくても、その感情から目を逸らさずに、感じてあげることが大切です。

その感情は、あなたに気付いて欲しくて声を上げているのだから。

だから、その声をちゃんと聞いてあげて下さい。


自分の中の声は、子供みたいなものです。

聞こえないふり、知らないふりをすればするほど感情は大きくなって泣き喚きます。


だって、ちゃんと聞いて欲しいから。



感情と向き合うことは、つらいこともありますが、見て見ぬ振りをするよりよっぽど早く楽になれます。

「陰極まって陽となる」

人間いつまでも落ち込んではいられないものです。


マイナスの感情に浸って、泣いて、食べたいだけ食べて、寝たいだけ寝る。

子供みたいに。

別に自分に対して大人でいる必要なんかありませんから。

そうして限界まで浸ったら、もうそんな感情、どっかいっちゃいます。


感情のデトックス完了です。



脳科学的にも、泣くことはストレスの解消になると言われています。

泣いた後には、ストレスをやわらげる効果の高いエンドルフィンという脳内物質が分泌されるそう。

子供は理に適ったことをしているわけですね。



月(潜在意識)に記録されている記憶は、現世のものだけではありません。

過去世の記憶、生まれてくる前の記憶、集合意識としての人類の記憶など

全ての記憶が保管されています。


月は、今世で成し遂げると決めてきたことを、思い出すためのトリガーでもあります。


感情をデトックスし、潜在意識をクリアにしていくと、魂の夢や目的が明確になります。

定期的に感情をデトックスしていくことは、自己実現に繋がっていくのです。