呼吸
呼吸は大事です。
呼吸は運動です。
呼吸は肺で空気を取り入れて、酸素を血中に与えるというのが主な作用です。
これは誰でもわかっていることですよね。
でも呼吸には二種類呼び方があります。
外呼吸と内呼吸と言ってます。
誰でも知っているのは外呼吸ですね。
内呼吸は肺から血液に入った酸素を細胞の隅々まで送り届ける作用のことです。
つまり細胞の呼吸ですね。
血管が完全につまってしまったら壊死といって細胞が死んでしまいます。
健常者であればそういうことは普通ありませんよね。
これは内呼吸がキチンと行われているという証拠です。
だから内呼吸は細胞の隅々まで酸素を送り届けるということです。
一般的なイメージの呼吸とはちょっと違いますよね。
そう考えてみると呼吸って全ての生命活動のような気がしません?
普通は血液を隅々まで送り届けるのは循環と考えてしまいますが、これも一つの呼吸ということです。
主に循環って心臓の働きって考えてわけて考えると思います。
しかしうまく循環するかどうかも内呼吸の大きな作用と考えられる訳です。
血液を送り出しているのは心臓ですが心臓も呼吸を担っている。
そして血液を浄化する腎臓があったり、血中の化学物質を変化させたりする肝臓があったりする訳です。
これらも細胞に酸素を届けるために大きな役割をしていると思います。
つまりこれも大きな意味での呼吸の一部だと考えられなくもない訳です。
呼吸というのは、身体全体に影響を及ぼすものと言えなくもない訳です。
かなり守備範囲が広いですよね。
誰かが肺の機能とか肝臓の機能というふうに分けて循環器や消化器という区分を作りました。
でも実際には身体はわかれていない訳です。
ものごとをわけて考える時には注意点が必要ですよね。
わけて考えているんだという意識です。
それを忘れてしまうと物事を端的にしか見なくなる。
今の医学の姿ではないかと思います。
つづく