俺は年老いた女を赤面させるし、俺は若い女に悲鳴もあげさせる♪

I'll make an old woman blush And make a young girl squeal

映画『ターミネーター2』でアーノルド・シュワルツェネッガーがハーレーダビッドソンのファットボーイに跨ろうとすると流れだすのがジョージ・サラグッド＆ザ・デストロイヤーズの「Bad To The Bone」なんですよね。これがまたサラグッドお得意のスライド・ブギーなギターが爆裂するコッテコテの男臭い楽曲なんですが、バイクで走りながらこの音楽を聴いているとミョーにテンションがあがるんですよwww

それもそのはずで、サラグッドが歌う「Bad To The Bone」は、生まれてこの方ずっと俺って「ワルだぜ」とか「女はメロメロだぜ」と、ただただ自慢してるだけのマッチョな自己陶酔型なんですよ。今どきのラップでさえ家族や親友への感謝を綴ってるってのに、あの時代はこういう歌詞の歌でも世の中がちゃんと受け入れるだけの懐の深さがあった。そうなんだよな、1980年代の初頭でさえ表現は自由だった。しかし今は表現よりも・・・

イデオロギーが勝っちゃう

そういう時代だからねw 今ならこんな歌詞は受け入れられないかもしれないね。