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宮本武蔵について

2017.08.27 13:05

誤解している人がたくさんいるが、剣の世界では宮本武蔵が一番強いというわけではない。 

吉川英治などの影響でNO.1は武蔵という認識が一般的には広まっているが、

武蔵より強い剣客なら、上泉伊勢守など歴史上たくさんいる。

宮本武蔵の評価すべき点は、彼の徹底したプラグマティズム(実用主義)にある。

『五輪書』を読めばそれが分かる。

若い頃、武蔵は60余りの真剣による死合いをして全てに勝ちをおさめている。

だがそれはたまたま自分が相手より強かった、相手の体調が悪かった、自分が少しばかり器用だった、それだけだと言っている。

それで武蔵は死合いを止めた。

そのような偶然が左右するものではなく、また老いて役に立たなくなる兵法ではなく、 

偶然の入る予知のない「至極」に到達すること。

武蔵が求めたのはそれである。

ではその武蔵の求めた実の道の反対は何か。

「外道」である。

「外道」とは道の外、つまり偶然の中でもがく生き方のことである。

現代には外道がたくさんいる。

それに対し、自らも即物的で力任せな対応をしたのでは、勝利はおぼつかない。

そうではなく、あくまでも実の道を進むこと。

さすればあなたは絶対の勝利者となる。それが宮本武蔵の答えである。