【お勧め本】「十代の君たちへ-ぜひ読んでほしい憲法の本」
時期外れなのだけど、第二次世界大戦の話を聞くことが多かったのです。
被害国としての日本、
加害国としての日本、
どちらも学ぶことが大事ですね。
こんにちは☀
未来につなげる”いまココ”子育て「輝く瞳で生きるための勇気づけ講座」をお伝えするShiny Edu代表、村田あゆみです✨
改憲騒動もすっかり忘れ去られたかのように思えますが、
今年もまた8月はやって来ました。
去年の8月6日、
私は八ヶ岳でおこなわれていた勇気づけ学園の合宿にいました。
そこには、広島から小学生が参加していたんです。
彼女は事前に、一つのお願いを勇気づけ学園に送っていました。
それは、
「8月6日の朝、黙とうをさせてほしい」
ということ。
私も知らなかったけれど、
広島では毎年8月6日、15日は小学校から高校まですべての学校で登校日なのだそうです。
そして、8月6日は原爆投下時刻8時15分に合わせて、全員で黙とうをささげるのです。
広島では(他県でもあるかもしれませんね)、
戦争の記憶が今も受け継がれ、日常の生活に組み込まれている。
そのことはとても衝撃的なことでした。
そこには、教科書で学ぶのとはまるで違う、生きた歴史があり、生きた記憶がある。
そういう話を聞くにつけ、
9条の大切さ、
そして、日本国憲法の前文に込められた平和への願いを
安易に踏みにじってはならないと思うのです。
そして、子どもたちにもそのことを伝え続けなければならない。
今日、お勧めするのは、日野原重明先生の平和への本、
「十代のきみたちへ:-ぜひ読んでほしい憲法の本」です。
10代とあるけれど、小学生中学年くらいから感じることが出来る内容です。
低学年でも少しかみ砕けば伝わるでしょう。
憲法に言われていることはどんなことなのか。
それを知ることで、平和を守るために大切なことは何かを考えるきっかけになる。
そんな1冊です。