満面の笑み｜中１模試

中学１年生の子が英語科で満点を獲得。

多分まだ英語科は全国平均が高く、満点は

結構たくさんいると思われますが、

それでもミスなく思考できた一人として

褒められるべき成果だったと思います。

この学年、平均点が軒並み高く、

４月模試と比較してもかなり実力が向上し、

点数それ自体もそうですが、解き方についても

従来よりもしっかりとしており、

解答の際の安定感が抜群です。

中学2年生たちは、中3生のトップの子を

目標においていたようですが、これは

中学1年生たちにぱっくりと食われる形に

なってしまうんじゃないか？と。

元々の賢さや素直さ、真面目さに加え、

努力も惜しまない子たちでした。

小学生時代は、多少無駄の多い学習方法を

とったりもしていましたが、

私は特にそれについて何も言いませんでした。

しかし、自分で考えた学習を洗練させながら

今のスタイルに到達し、効率よく学び進める

方法を、今も改良し続けているようです。

こんなに出来るならばもっと高い次元を・・・と

要求したくなるのも山々なのですが、多分この子たちは

もう少し”出来る自分”を確認しながらやってもらって、

自信をしっかり蓄えてゆく時期かもな、と

抑え気味に指導は行っているのです。

兎にも角にも数稽古。今は、出来ることを

反復して、基礎的な思考をしっかり自分のものにし、

”これに対して当然こう考える”という感覚を

きっちり養っていくのが今は最善でしょう。

この子たちの性格的にも、指導のセオリー的にも。

いつも当然出来るべきことを、さも当然のように

きっちり処理できること。この力に支えられて、

応用力というのは鍛えられてゆきます。

応用問題ばかり解くから鍛えられるのではないのです。