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御堂筋くぅんの【勝利】ブログ

私の、初めてのスト即

2017.07.13 09:35

(んー、今日は誰にしようかなぁ……)



ぽちぽち。




俺は、また風ゾクのページを見ていた。

日記に乗っけてある写メを遡り、かわいい子をさがす。



(……よし!この子しよう。かわいいし!)




プルルル




「あ、もしもし?御堂筋です。ギャルちゃんで予約したんですけど、いけますか?……はい。大丈夫です。いつものとこです。待ってます~~」




お金をテーブルの上に置き、お風呂に入り、歯をみがき、掃除機をかける。乾かしてあった食器も片付ける。




このいつくるか?どんな子がくるか?の瞬間はいつもドキドキだ。



ぴんぽーん




がちゃ




御堂筋「いらっしゃいーーー(うわ、めっちゃかわええやん!!!!)」



ギャル子「初めまして。ギャル子です~」



御堂筋「さ、入って入ってー。なんか飲みます??」


ギャル子「え?いんですか??じゃあ、お茶で!」




そんなこんなで、プレイの時間に。




過去に一回大当たりした天使ちゃんは、もう御用達のサイトにはいなかった。


天使ちゃんはかわいくて、身体も綺麗過ぎて、触るのがもったいないくらいの、宝石みたいな女の子だった。


ただ、どんな宝石にも傷はついているのか……




【天使ちゃんには、リスカの後があった。】




風ゾクだし、あまり気にしていなかったが、やはり目にはついた。


もちろん、デリなので本番も出来なかった。








どうか、ギャルちゃんは完璧な宝石でありますように……




…………




ギャルちゃんという名の宝石には、刺青と、手首から腕までびっしりのリスカという名の傷があった。




顔はかわいいのだ。







俺は、手でも昇天出来なかった。













風ゾクを呼ぶくらいだから、本番が出来るならしたい。キスだって思う存分したい。時間も気にしないでしたい。



自由がいいのだ。その場だけでもいいから、お金の関係じゃない、愛あるエッチがしたいのだ。。。




風ゾクでは無理だ。わかってる。あくまで俺は、"お客様"




色々な女の子だっている。事情だってあるはずさ。



リスカだって、刺青だって、かわいくなくたっていいじゃないか。お店だもの。



















でも、俺の求めるものとは、違った。










昔から、少しナンパはしてた。



しかし、勇気を出して声をかけてみるものの、てんでだめ。素人も素人。声かけ数も少ない。



声かけが増えてきても、友達と適当に声をかけるだけ。




その日に会って、その日にするなんて、夢のまた夢だと思ってた。




そりゃあ、俺だって合コン後に何回か即ったことはあるけど、それはお酒も入ってるし、友達の友達というフィールドの上だ。






全くの他人同士が、ストリートで声かけて、エッチできるのか?









「ナンパ え○ち その日」



とか調べても、掲示板のものが、でてくるだけで、参考にはならない。嘘くさいし。




m_i_x_iのコミュニティで「ナンパ」と調べても、いまいち。











ふと、友人が、大学のレポートを書くときに、よく


「調べてるもの ブログ」



と検索かけるのを思い出した。俺はそこで、



「ナんパ ブログ」


と調べた。




当時は、Yさんやのりたまさん、ロンブーさんのブログが出て来たと思う。






書いてある内容が、やけに生々しい。



妙に信憑性が高い。本当っぽい。



俺が欲しかった情報が、そこにはあった。




人は知らないものに対して、人がつけた評価や体験が気になるのだ。情報が欲しくなるのだ。

アマゾンのレビューや、食べログのレビューを見たことない人は少ないと思う。




俺は、ブログを夢中で読んだ。



派生していき、どうやらTwitterでも情報収集できるらしいと掴んだ。




俺はすぐにもう1つ、ナンパ用のツイッター

アカウントをつくった。


実は、とあるナんパ師に、

「クラスタに入れて下さい!!これって誰でも入れるんですか!?!?」



と、わけのわからないことを送っていた。クラスタがなにかのコミュニティだと思っていたのだ。







そう、俺はナんパに対して、本気で取り組んでなかったのだ。



掲示板を見て、「いいなぁ」と感じるだけの、行動力ない人間。




自分を変えてみようと思った。




俺は電車に乗り、Uへと向かった。





当時はクラブもいっていた。ナんパ=クラブのイメージがあった。結果は全く出ていなかったが。





電車を降り、Uという名の街、人がくそほどいるこの街の景色が違ってみえた。




とりあえず、ここで何人かに話しかけて、クラブにいけばいいや。そう思っていた。




8時くらいに街についただろうか、さっそく声をかけた。





ーーここから、俺はナんパ道という名の、終わらない螺旋階段の一歩を踏み出したのだ。





歩道橋にて。2声かけ目だろうか。


御堂筋「あの、コーヒー飲みにいきませんか?」


とオープン。飲みにいきませんか?では、なんだかチャラくて拒否られるような気がしたからだ。


女の子「ごめんなさい、これから予定あって、そのあとクラブにいくの!」


(お、ラッキー、バンゲしてクラブで会おうとと!) 


このマインドは、今から考えるとダメです。絶対にゲットできません。どうせならクラブ出て来てからのブーメランに期待しましょう。


御堂筋「じゃ、俺も後でクラブいくし、連絡先交換しよ!」


でバンゲ。粘った。



なんか調子いいやんけ!



3声かけ目


御堂筋「あの、すみません……」




ガンシカ。



4声かけ目


御堂筋「あの……すみません!!」








ガンシカ。




ま、当然だろう。とにかく声かけなきゃいけないなとは思ってた。



5声かけ目



きれいなお姉さんだった。



御「あの、すみません。よかったら、コーヒー飲みにいきませんか??」


ね「えーー、ナんパですかぁーー??(甘い声)」


御「えと、、、ナンパです!!お姉さんがキレイだなって思って!コーヒーでもどうかなと思って声かけました!!」


ね「えーーー」


御「いやほら!居酒屋とかじゃなく、コーヒーやん!チャラくないやつ!一杯だけ一緒に飲んでよ、奢るしさ」






そんなこんなで、コーヒー屋in。






お姉さんは、とてもキレイな年上だった。



おそらく、ナんパされたことが嬉しかったのだろうか。オープンはした。




えー、ナンパですか?



なんてのは、今まで結構声かけきたが、この一回しかない。



しかも5声かけしかしてない。ぶっちゃけラッキーだった。



御「……ってのが俺の自己紹介。てか何歳??」



ね「えー、何歳に見えるー??」



御「(ぶっちゃけ31~32くらいだが)んー、26とか?」



ね「それはちゃっと言い過ぎかな。で、ほんとは何歳に見えるー??」



御「えと。。。30。。。?」



ね「(ちょっと間が空いて)そーー!30ーー!」



こいつ、30じゃねーな。まいいか



ね「てか、こんな私と一緒にいても面白くないでしょ?他の子探しなよーー」



御「そんなことないよ!めっちゃ顔タイプだし、キレイだから声かけたんだよ!お姉さんがいい。」




やばい。興味あるアピールせな。



御「お姉さんは、仕事何してんの??」



ね「私は事務だよー。さっきも会社の飲み会だったんだ。ミド君は?」



御「俺は営業だよ!」



ね 「え?まさか、ヤミ金の営業じゃないよね??」



御「まさか。てかヤミ金てなんやねんwww」



ね「ならいいけど……」



御「?」



そんなこんなで、恋愛トークへ



御「てか彼氏いないの?」



ね「今はいないけど」



御「けど?w」



ね「……」



御「どしたん?」



ね「今、元カレに付きまとわれてるんだ」



御「え?ストーカーってこと?」



ね「そこまでじゃないけど……その元カレが、ヤ3金で働いてたんだよね」



あ、だから過敏に反応してたのか



ね「で、アプリに、今どこにいるかわかるアプリ入れられてるの」



御「……それやばいやつやん」



ね「そーなの。だからここにいることもばれてるの。」




マジか。元カレはマジでやばいらしい。




ね「な、なーんて、うそうそ♪」



御「と、とにかく出よっか」



っていうことでコーヒー屋out。



流れで電車に乗り、何駅か先の10の街へ



Uに長くいると、普段の行動範囲じゃないからやばいらしいとのこと。こわっ。




途中、「帰るなら今だよ」と何回も言われた。






ぶっちゃけびびってたが、ここまで来たからには、引きさがるわけにはいかなかった。



10の街に着き、居酒屋へ




ディープな彼氏を聞くことに。



・ヤ3金の人

・元カレ

・半ストーカー 

・普段の行動把握してる

・毎朝4-5時に家にくる

・ドラゴンレーダーみたいなアプリをインストールされてて、どこにいるかすぐばれるそう

・少し怖がってる






聞けば聞くほどやべーーじゃねーーか。




御「……じゃ、カラオケにいくのも微妙なんだね」



ね「そうだね。。。」



御「お姉さんの家なら、大丈夫だよね?」



ね「そりゃそうだけど……」



御「すみませーーん!お会計お願いします!」




…そう。ヨネスケすることにした。



俺は4時に元カレがくるのをびびりながら、家にinした。




手は繋いで、家まで歩いた。












in













家は広かった。一人暮らしのそれとは思えないくらい。



めっちゃ居心地がよかった。



色んな感情が、俺の中に流れてきた。



元カレの恐怖、家についたという安堵、お姉さんと家から香り駆り立てられる欲望、好奇心。初めてストで即れるという歓喜、実はお姉さんもヤ3なんじゃねーかっつー警戒心、etc




その感情を、ソファーの上でぶつけた。



まだはやい、シャワー入ってからねって言われた。




お姉さんに、先にシャワー浴びてもらった。




その間、暇なので本棚チェックすることに。色んな本がおいてある。。。でもヤ3関係のその感じはしなかった。




お姉さんがでてきて、続いて俺がシャワーに。




前にツイッターに、財布から金パクられたっていうのが流れてみてたのもあって、俺は不自然にカバンをシャワールームに持っていった。



「何にもとらないよー」と言われた。俺が警戒心MAXでびびったのがばれてるのだ。




この、カバンをシャワールームに近づけるのは正解だと思っている。慣れるまでは、女の子は完全に信用してはならない。即なんて特にそうだ。



俺が足りなかったのは、スマートさ。ポケットに財布だけ入れて、シャワー室にいけばよかったのだ。



そこからは、もちろんノーグタ。




「私、Sだよ?」とかソファーで言ってたくせに、いざベッドだと反対になるお姉さん。



ベッドもなんだが居心地がよかった。



最中に、顔をべたべた触られたのだが、それもなんだが居心地がよかった。




コーヒー屋で聞いたとき、せい欲強いって言ってたっけ。



俺は一カイで満足してしまった。




しかも、4時にくるかもしれない彼氏にびびって、俺は午前2時に家を出た。




どうやって帰っていいかもわからず、俺はGooglemap片手にUまで一時間近く歩いた。




途中で会ったホストが、人生で一番歩くスピード早かったかもしれない。




おかわりしたかったが、その日はこなかった。当然だ。




結局、元カレはこなかったらしい。






こうして俺はナんパ師としての道を歩み始めた。