Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

「第二の家」ブログ|藤沢市の個別指導塾のお話

さらば、いとしのミニクーパー

2017.08.30 15:00



長い付き合いの友人とお別れをしてきました。




最初に出会ったのは7年前。

違うお店にミニを見に行った際の帰り道、

対向車線の向こう側に君を見つけた。



赤い車体とサンルーフ。

少し目立ちすぎかなとも思ったけど、

綺麗な内装といくつものオプションに、

きっと前の持ち主は車好きの人だったんだねと、

一目惚れをして即決をした。

家族全員が君のことを大好きになった。



そこから、 色んな事があったね。

日本各地をぐるぐるしたり、

犬にボンネット乗られたり、

米軍の車に突っ込んだり、

屋根が閉まらなくなったり、

湘南台教室の目の前で煙を吹いたり、

色んな場所へ行って、色んな人を乗せて、

色んな音楽をかけて、色んな道を通った。

いつも、一緒だった。



10年と10万キロ。

あちこちにガタも来て、

いよいよお別れの日が近付いていることに、

僕も君も、なんとなく気付き始めていた。



そして、 君とお別れすることに決めた帰り道、

上がったまま戻らなくなった水温計に慌てた僕は、

またオーバーヒートかとレッカーを呼んでディーラーまで君を運んだのだけど、

異常はどこにもなかった。

なんだお前拗ねたのかって思ったら、

なんだか急に寂しさと悲しみが襲ってきて、

君がね、大好きだったことを改めて思い出した。



軽自動車じゃないくせに狭い車内は窮屈だった。

重いドアは狭い駐車場で開けるのが不便だった。

サンルーフが閉まらなくなって焦る時が数回あった。

後ろに人を乗せる時、いちいち前の座席を移動させるのは面倒だった。

エアコンの効きが悪くて汗だくになって乗った夏の日があった。

カーナビが純正じゃなくて謎の音楽が時々かかった。

維持費がかかってしょうがなかった。

でも、君が大好きだった。



この7年間、ありがとね。

多分他の誰より一緒に居る時間が長かった友人だから、

ずっと、忘れないからね。

ゆーっくり休んでね。



おやすみなさい。



本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。

私事ですみませんでした。