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糖質②【血糖値と糖質で太るメカニズム】

2017.08.30 00:00

こんにちは('ω')



前回は「糖質の種類と基本的な働き」についてお話しました(´▽`)ノ




簡単にまとめると、



・砂糖や果物、はちみつなどの「甘いもの」と、ごはんやパンなどの炭水化物、いも類や豆類などの「でんぷん」が主な糖質源になっている!


・素早く分解され1gあたり4㎉のエネルギーを産生するため、どの栄養素よりも即効性の高いエネルギーである!


・唯一の「脳」のエネルギー源なので、不足すると集中力低下やイライラの原因にも!


・使いきれずに余った糖質(ブドウ糖)は、肝臓や筋肉でグリコーゲンとして貯蔵され必要に応じて使われるが、貯蔵量の限界を超えると脂肪に変換されてしまうので肥満につながる!!



ということでしたね(^-^)






糖質は脳のエネルギー源なので、完全に摂らない!っていうのはダメ( ˘•ω•˘ )


(むしろいろんな食品に含まれているので、完璧な糖質制限なんて不可能!)



でも脂肪に変わってしまうのは勘弁だし、甘いものもごはんも大好きだし・・・どうしたらいいの?( ˘•ω•˘ )?







ということで、今回は



身体の中で「糖」がどうやって調節されているのかを理解して、


「食べ方」を考えて健康やダイエットに役立てていただこうと思います\( 'ω')/








「血糖値」とは?


血液中のブドウ糖は「血糖」と呼ばれますが、


血糖値とは、血液内のグルコース(ブドウ糖)の濃度の値を示します!





単純に言えば「糖質を摂ると上がる!摂らないと下がる!」というものですが、


それだと血糖値の幅ができすぎてしまうので、




ホルモンによって正常値になるように抑制されています\( 'ω')/






健常な場合、空腹時血糖はおおよそ


80~100㎎/㎗(ミリグラム・パー・デシリットル)


と、割と狭い範囲に収まるように調節されていますが、





これを調節してくれているのが



血糖値を下げる→インスリン


血糖値を上げる→グルカゴン・アドレナリン・コルチゾール・成長ホルモン




などのホルモンです!!





特に、膵臓から分泌される「インスリン」は、血糖値を下げる働きをする唯一のホルモン(`・ω・´)!大事です!






例えば、スイーツバイキングに行ったとしましょう♡


ケーキ食べて、ジュース飲んで、口が甘いからパスタも食べて・・・




身体に摂りこまれた「甘いものたち」は、肝臓でせっせと糖質の最小単位である「ブドウ糖」に分解され、


今使うエネルギーとして以外は、肝臓や筋肉、脂肪細胞に貯蔵されますが、




まだまだ余って血液中をうようよしています・・・((((;''∀''))))






そこで活躍するのが「インスリン」!!!!!



血液中にブドウ糖がたくさんある「高血糖」状態を許しません!






インスリンは



・肝臓でのグリコーゲン合成を促進して、ブドウ糖をどんどんグリコーゲンに変えます!


・糖質以外からブドウ糖を作り出す働きを抑制して、さらにグリコーゲンが分解してブドウ糖に戻らないように抑えます!


・筋肉や脂肪細胞にどんどんグリコーゲンを取り込ませ、血液中の濃度を下げます!

 

・血糖値を上げるホルモン「グルカゴン」の産生を抑制します!





そうやって血糖値を下げて、正常値の範囲に収めてくれているのです(´▽`)すごい!








じゃあ、どんどんインスリンを分泌して血糖値下げてくれるなら安心じゃん(*'ω'*)


たくさん甘いものも炭水化物も食べても、正常値に収まるようにしてくれるんでしょ?(*'ω'*)





というと、そんなにうまくはいきません・・・





血液中のブドウ糖量が増えることに比例して、インスリンの分泌量は増えます。


甘いものや炭水化物を一度にたくさん食べてしまうと、その血糖を下げようとして膵臓がブワーーーっとインスリンを放出してくれるわけですね(*・ω・)






しかし、急激に上がった血糖値を下げるためたくさんのインスリンが分泌される状態が続き、繰り返されると、


だんだんインスリンのコントロールがきかなくなり、血糖値が下がりにくくなっていきます。





これが糖尿病の始まりの、ひとつの原因です!!






血糖値が高い状態が続くと、


・ブドウ糖が血液中のたんぱく質と結合し「糖化タンパク」がつくられ、血液をドロドロにする!


・余ったブドウ糖を代謝するために「ソルビトール」という物質が生み出されるが、増加しすぎると血管の細胞を傷つける!


・血液の流れが悪くなることで、末梢神経の異常を引き起こす!





などなど、高血糖から糖尿病、血管系の疾患(心筋梗塞・脳梗塞など)のリスクが高まります・・・怖い(;´・ω・)







しかし、これはインスリンのコントロールが出来ていない場合。



その前段階でガンガンインスリンが分泌されて頑張っているときは、確かに血糖値は落ち着いています('ω')






でも、よく考えるとインスリンが血糖値を下げるメカニズムは




肝臓や筋肉、脂肪細胞に血液中にあるブドウ糖を送り込むことで、血糖の濃度をさげていましたよね?





備蓄できるキャパいっぱいいっぱいまでぎゅうぎゅうに、使いきれない貯金をさせられてしまうのです・・・




そんな状態でさらに甘いものの追い打ちをかけられてしまうと、もう備蓄もできないし、







どんどん脂肪に変えるしかないのです(´;ω;`)






これが「甘いものや炭水化物は太る!」という正体です(´・ω・`)💦







もちろん「炭水化物や甘いものをセーブする!」というのが、大前提。


でも食事がつまらなくなるほどの制限はストレスが溜まります(;´・ω・)






そのためには「血糖値を急激に上げない=インスリンを大量分泌されない」食べ方を知っているとコントロールしやすくなります(^-^)





次回は「血糖値を上げない食べ方と、低GI値食品」についてお話します٩( ''ω'' )و






次回で糖質編終了☆もう少しお付き合いください!




では、また(´▽`)ノ