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メディアミックスという戦略

2017.08.30 00:55

昨日の漫画アプリ記事においてメディアミックスの話をちらっと紹介しました。

そこで本日はCraft Eggの開発によって大ヒットしている【BanG Dream!(バンドリ)ガールズバンドパーティ!】の例を元にメディアミックスについて少し見ていきましょう。


<バンドリの歩み>

2015年1月に月刊ブシロードで漫画連載がスタート、同年2月には声優の愛美によるワンマンライブが開催されます。

2016年には他誌でも連載がスタート、更にラジオ番組も始まります。

2017年1月よりアニメ配信、更に3月にスマホゲーム配信を開始。


ざっくりとこんな形です。

つまり漫画でスタートしたものがアニメ、ラジオ、スマホゲームへと展開している形です。

すごいのが漫画連載開始の翌月にワンマンライブが開催されていること、これはメディアミックスで事業展開を戦略に組み込んでいたということでしょう。


早々の声優起用ということはアニメ、更に開発期間も考えるとゲームも既に決定事項であったのではないかと考えると、構想力と実行力がすさまじいです。


<ブシロードってなに?>

ではブシロードという会社についてみてみたいと思います。

事業としては、トレーディングカードゲーム(TCG)・新日本プロレス親会社・スマホゲーム・タレント事務所・出版などエンタメを軸に幅広く事業を展開している企業です。

こういった企業によるスマホ市場への参入やメディアミックスという事業戦略の事例は増えていくでしょう。


<IPの可能性>

メディアミックス展開における最大の強みはやはりIPです。

今後IP周りのビジネスはどんどん拡大していくと考えられます。

そこから考えると、ブシロードのように別事業からのタレント事務所の運営に新規参入する会社もどんどん増えていくでしょう。