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株式投資家の暮らしと夢

5101   横浜ゴム(株)

2017.09.06 15:00

横浜ゴム株式会社は、古河グループのタイヤ・ゴムメーカーです。

ヨコハマタイヤのブランド名で知られています。

ドイツのコンチネンタルタイヤの販売元のひとつ(かつては総輸入元でもあったが同社の日本法人設立に伴い、販売代理店となる)です。

タイヤ国内3位の老舗で、蘭アライアンスタイヤ買収しています。

航空部品等工業品や高級ゴルフクラブも取り扱っています。


主なブランド


自動車用タイヤ


乗用車用


・ADVAN(アドバン) 当初はレース指向のタイヤブランドであったが後の同社のブランド戦略により現在は以前のASPECやAVSに相当するコンフォート系やトータルバランス系も含む各カテゴリーのフラッグシップブランドとなっている。

SUPER GTや世界ツーリングカー選手権(ワンメイク)に出場している車両にタイヤを提供している。往年のキャッチコピーは“Get A Step Ahead”だった。同項目も参照のこと。

ADVAN NEOVA、ADVAN Sport(AVS Sportの後継)、ADVAN dB(ASPEC dB→DNA dBの後継)、ADVAN S/T(AVS S/Tの後継/SUV用)が現行モデル。この他にSタイヤ等のモータースポーツ用タイヤも販売している。

なお、Sタイヤの名称が生まれた由来は本ブランドのA021に書かれていた「Semi Racing Tire」である。公道走行可能なのに「Racing」の表記は倫理上問題ありとの意見が社内外から出たため次期モデルA032からは「Racing」が消え「Semi」の略である「S」のみが残り現在の名称となった。


・DNA(ディーエヌエー) 1998年に国内メーカーとしては他社に先駆けて発売された低燃費志向のタイヤブランド。ただしこのコンセプトは先に発売されていたミシュラン社のグリーンタイヤ(当時)を意識したものである。DNAは 「Driving NVH Assessment」の略である。当初のDNA ES01/02は一部の低燃費車向け及びAVSブランドのコンフォート系の後継モデルだったが後にASPEC/GRAND PRIX/AVIDの主要な3ブランドがDNAブランドに吸収されたため2000年代の主力ブランドだった。

DNAブランドは基本的に国内専用であり、海外では同等のモデルがYOKOHAMAブランドやAVSブランドで販売されている(例:DNA S.drive→YOKOHAMA S.drive、DNA dB EURO→AVS dB)。

CMに巨大な風力発電施設を始めとした雄大な地球の風景を採用、MEGARYU(2006年)、MONKEY MAJIK(2007年)が歌うCMソングも話題になり、2005年にはDef TechがこのCMがきっかけでブレイクした。

DNA ECOS(現在は単に「ECOS」のブランド名で同社のエントリーモデルとなった)、DNA S.drive(現:S.drive。DNA GPの後継)が現行モデル。

なお、DNA ECOSは2012年現在は同社のエントリーモデルであるが2001年の発売当時は中級モデルの位置付けであったがその後実質的な後継モデルであるDNA Earth-1/BluEarth AE-01/BluEarth-A等が発売されたため、当時のエントリーモデルだったA200やAVIDシリーズの後継に充てられ低価格化して継続販売しているものである。こうした同一モデルを値下げしながらポジションを変え長期間販売することは国内のタイヤメーカーとしては珍しい(ピレリなどでは似たような例がある)。

2010年以降は後述のBluEarthブランドの立ち上げおよび拡大展開に伴い徐々に展開が縮小されている。

過去にはDNA ES01/02(初代モデル)、DNA Earth-1、DNA dB/DNA dB ES501、DNA dB EURO、DNA dB super E-spec(ハイブリッドカー向け)、DNA GP、DNA map-RV/DNA map(ミニバン用)、DNA GRAND map(大型ミニバン用)、DNA map-i(ローダウン車向け)等が発売された。


・BluEarth(ブルーアース) DNAシリーズに代わる新たな世界共通の中核ブランドとして登場。現在の主力ブランド。2010年7月に初代モデルのAE-01発売。なお英文の綴りは「Blue Earth」ではないので注意。

CMではブランド名にちなみ青空や水面の映像が多用されているほか、CM曲にはlecca(2010年)、Rake(2011年)、絢香(2012年)、秦基博(2013年)、ゆず(2014年)が起用された。

AE-01(値下げ前のDNA ECOSの後継)、RV-01/RV-02(DNA mapシリーズの後継)、BluEarth-A(DNA Earth-1の後継)、BluEarth-1(DNA dB super E-specの後継、ハイブリッドカー向け)が現行モデル。BluEarth-Aより、環境に配慮した小型ラベルに変更されている。

新車向けにはダイハツ・ミライースがBluEarth A34、トヨタ・アクアの14インチ仕様がS73 BluEarthを装着。

2015年秋、「BluEarth-A」の一部モデルにチェルシーFCとのパートナーシップを記念してクラブロゴをサイドパターンに刻んだ「チェルシーFCエディション」を設定し、タイヤガーデンおよびグランドスラム限定で受注販売している(日本の他、世界各地でも同様のキャンペーンを実施)。


・GEOLANDAR(ジオランダー) SUV(スポーツ用多目的車)用タイヤブランド。

M/T+、A/T-S、H/T-S、SUVが現行モデル。


・PARADA(パラダ) トレッドパターンに特徴のあるファッション性重視のブランド。一時は輸出向け専用になっていたが近年になってSUV用のPARADA Spec-Xとして国内向けが復活した。


・iceGUARD(アイスガード) スタッドレスタイヤ。ガーデックスの後継ブランド。かつてはCMキャラクターに織田裕二を起用していたが2011年にはロシアの絵本キャラクター・チェブラーシカを起用。また同年製のタイヤからは「BluEarthコンセプト」のラベルが添付されている。以降、CM曲には矢沢永吉(2012年)、GLAY(2013年)、スキマスイッチ(2014年)、久保田利伸(2015年)が起用された。

最新モデルは2013年発売のiceGUARD Evolution(北海道限定発売)で、他にも現行商品としてiceGUARD BLACK、iceGUARD3x、iceGUARD5、iceGUARD iG30V(商用車用)がある。

輸出用には「W-drive」というブランドがある。


・DURAN(デュラン) 出光興産の子会社であるアポロリテイリングのプライベートブランド(実質的にはOEM扱い)。出光系列のガソリンスタンド限定で販売される。

最新製品は2011年8月発売の「DURAN Mu:TECH ECO」[1]。他に現行商品として「DURAN Mu:TECH」「DURAN」がある。



過去のブランド


・AVS(エイブイエス) Advanced Vehicle Systemの略で、当時のADVANやASPECよりも上位のフラッグシップブランド。

当初はコンフォート系とスポーツ系の2ライン用意されていたが、後にコンフォート系モデルはASPEC→DNAシリーズの上位モデルに吸収され末期はスポーツ系のみとなっていた。

2005年のブランド戦略見直しにより国内向けAVSブランドはADVANに統合されAVS Sportの後継はADVAN Sport、AVS S/Tの後継はADVAN S/Tとなっている。

↑により現在タイヤは輸出用のみ存在するが、同ブランドのアルミホイールは現在もカスタムカー愛好者などの間で人気が高い。


・ASPEC(アスペック) コンフォート志向のタイヤブランド。

一般向けに発売された商品は1998年に発売された「ASPEC dB(デシベル)」及び同社初のミニバン専用タイヤの「ASPEC MV」が最後となっており、DNAシリーズの一つである「DNA dB」を経て現在はADVANブランドのひとつとなる「ADVAN dB」となっている。ミニバン専用タイヤもその後DNAシリーズに組み込まれ「DNA map-RV」→「DNA map」と経て「BluEarth」シリーズの「BluEarth RV-01(→RV-02)」となっている。

ただし、自動車メーカー向けにOEM供給している(新車に最初から取り付けてある)タイヤにはASPECのブランドは残っている。また、OEM用には単に「dB」としたブランドも用意されている。


・GRAND PRIX(グランプリ) ADVANの下に位置するスポーティーカー向けのタイヤブランド。

1980年代末〜1990年代に掛けて「Europa」「M3」「M3R」「M5」「M7」「M7R」などが発売され人気を博したが、1999年にDNAシリーズに統合されて「DNA GP(GRAND PRIX)」となり、その後継モデルは「DNA S.drive」となっている。

なお、輸出用タイヤには「C-drive」「A-drive」というブランドもある。


・AVID(エイビッド) インチアップユーザー向けの低価格ロープロファイルタイヤブランド。現在はDNA ECOSの低偏平モデルが事実上の後継となっている。

ただし、海外向けのOEM供給タイヤにはAVIDのブランドは残っている(30系トヨタ・プリウスの北米仕様の15インチタイヤやGP・GJ型スバル・インプレッサの北米仕様16インチタイヤ等)。


・INTECH(インテック) 「GRAND PRIX」の下に位置する普及価格のラジアルタイヤとして1983年にデビュー。

かつてはポール・フレールやニキ・ラウダらが、サーキットで走行テストするCMが話題になった。寺尾聰や稲垣潤一、もんたよしのりのCMソングも大ヒットした。その後「INTEC ORPHEUS」と改名した後に消滅。その後ASPECシリーズの下位モデルに統合された後、事実上の後継は「DNA ECOS」。


・G.T.SPECIAL(ジー・ティー・スペシャル) 1967年にヨコハマ初のラジアルタイヤとして発売。以降、ADVANの登場まではヨコハマタイヤの代名詞的ブランドとして使われた。なお旧型車両向けに近年まで製造されていた。


・GUARDEX(ガーデックス) 初代スタッドレスタイヤブランド。


トラック用


・デリバリースター - 小型トラック用のタイヤブランド。後述の「JOB」に移行。

・JOB(ジョブ) - 同上。

・プロフォース - 大型トラック用のタイヤブランド。後述の「ZEN」に移行中で、現在は規模を縮小中である。

・ZEN(ゼン) - 同上。


オートバイ用タイヤ

(現在は撤退し、製造機器や金型は大阪発祥メーカーのシンコータイヤに引き継がれている。)

・プロファイヤー - 二輪車用バイアスハイグリップタイヤの草分け的存在。スクーター用から大排気量車用までラインナップ

・ゲッター 二輪車用ラジアルハイグリップタイヤブランド。国内レース界ではチームゲッターとして活躍。

シンコータイヤに引き継がれたあと、プロファイヤーやゲッターのパターンでドラッグレースにタイヤを提供し、ワールドレコードを樹立し、アメリカ、日本、韓国で評価を得ている。


その他

PRGR(プロギア)-ゴルフ用品ブランド。

ハマタイト - 建築用防水資材


主要事業所

新城工場茨城工場 - 茨城県小美玉市

平塚製造所、平塚東工場、ハマタイト工場 - 神奈川県平塚市

長野工場 - 長野県下伊那郡高森町、同郡豊丘村

三島工場 - 静岡県三島市

新城工場、新城南工場 - 愛知県新城市

三重工場 - 三重県伊勢市

尾道工場 - 広島県尾道市

※1995年までは上尾工場(埼玉県上尾市)が存在したが、現在は「上尾物流センター」として機能している。

横浜ゴム 会社紹介ビデオ


投資判断ですが、時価総額は売上高の約半分で営業利益率は7%です。

配当利回りが高いのですが、借入金は多いです。

成長も止まっています。

チャートはボックス相場の高値圏で、信用買い残が増えつつあり、株価下落しそうな雰囲気を感じます。

ただ基本的には割安感はありますね。

私の投資判断は買いです。


若い頃、この会社の従業員に教育教材を販売したことがあります。

当時、その人は左遷されて、新人がやるような仕事をすることになったという話をしてくれました。

私は左遷がある会社は立派な企業ですよと話した記憶あります。

小さな会社の我々は首を切られるだけですからと。

実際は、私の勤めていた会社は数か月後に倒産しました。

リストラどころか、会社がなくなってしまいました。

販売した教材に含まれるサービスの一部は倒産により不履行となり、申し訳ないことをしました。

事業所を調べましたら、茨城があるので、確かその辺りにも営業に行ったことあるなと、少しほろ苦い思い出が蘇りました。