Satoshi motosawa DECOHAIR

【実験】ハイブリーチ3社比較。ファイバープレックスも使用して。

2017.08.30 09:00

美容師の人しか見てもちっとも面白くないんじゃないかと思いますこの記事(笑)


3社のブリーチ使用して、黒髪から白っぽく出来るレベル、つまり19レベル...15レベルから20レベルまでをブリーチ2~3回までの領域としています。

ま、ギリギリ髪が切れないレベルが19レベルかなと。メンテナンスによりますが。




今回は、イゴラ、モルトベーネのトレジャーノ、ミルボンのハイブリーチを比較したいと思います。




イゴラ、モルトベーネは青粉です。

昔から青粉タイプの方がパワーがあると言われてますが、その代わり切れるというのも聞いたことがありますよね。

ミルボンは当店で通常に使っているブリーチなのですが、今回はこちらにだけファイバープレックス、4%を使用して見ようと思います。

ちなみに3社ともに6%2倍です。



地味でしょ(笑)

こんなことしてデータ取ることがヘアカラーにとっては大切なのです。

1度目のブリーチは塗布して35分自然放置。

鬼タメして、じっくりが、ブリーチの基本ではないかと最近は考えます。よっぽど髪の長い方ですね。加温は。あんまり良くない。



1度目のブリーチです。

もうここで差が。

モルトベーネノプレジャーノが、1トーン位突き抜けました。

ファイバープレックスを使用したミルボンとイゴラは全く同じ程度のトーンって感じですね。




さあ、そして2回目終了時。二回目もたっぷりとブリーチ剤タメタメで35分です。

もちろんミルボンはファイバープレックスで処理。

モルトベーネのペルジャーノが圧倒的な上がりっぷり。2回目で19レベルまで持ってくるとはスゴい。

19レベルまでのコントロールが必要なのは、ホワイト系のカラーであったり、ペールな色味を入れたり、よりビビットに鮮やかなカラーを入れる場合に必要ですね。

特に白の領域はギリギリこれに黄色味を消す作業、戦いということになります。




結局あと他の2社は同じレベルにするまでにもう1回ブリーチが必要となりました。

ただし、上がるスピードも速いということはコントロールも難しいですし、塗布技術も難しくなりますわね。

必要以上のとこに付いたら切れちゃうかも的な...

一回目のブリーチとしてはプレジャーノ位あるといいかも知れませんが。

3回ほどかかってもファイバープレックスなどを使用して、じっくりという方が髪のためになるということも言えますね。


またプレジャーノにもファイバープレックスを使用したりなど、条件を変えてやってみたいと思います。


そんなわけで地味なケミカル記事でした(笑)