雪舟庭園 芬陀院へ

夏がもうすぐ終わろうとしていますね。

少し前になりますが先日、東福寺に行ってきました。

東福寺は紅葉でとても有名なお寺ですが、紅葉の季節は大変な混み具合ですが、今の季節はこの通り♪

蝉の鳴き声が少しと木々の揺れる音、遠くの人の足音が聞こえるくらいです。

目一杯、深呼吸をして気持ちいいひと時でした。

東福寺といえば、八相の庭にも行ってきました。こちらは南庭。

石庭もゆっくりと眺めることができました。

そして雪舟庭園、芬陀院へ。

水墨画家の雪舟が作庭されたお庭です。むかって左は鶴島とよばれ、折鶴を、右は亀島とよばれ亀の姿を現しています。

逸話の中に絵の上手な雪舟は亀を描くように頼まれたそうですが、石を整え亀を作ったそう。この亀が手足を動かしだしたので亀の甲に石を載せ動かなくなったようです。

こちらでお話をお伺いした方に、「目で見るのではなく心でみてください」と教えて頂きました。

お寺からみえるこの景色、心静かにひと時を過ごしました。 

またこちらは、関白 一條恵観公 が東福寺参拝のおりにお茶を楽しまれたという、お茶席 図南亭があります。

躙り口のないお茶室、円窓から見える景色がこれまた絶景です。

円窓から覗く景色は同じ景色であっても特別に柔らかく優しい季節に感じます。

私は円相が好きで、三日月茶道教室のパンフレットも円相のモチーフを入れているほど♪

最後は、お庭を眺めながらお抹茶を一服いただきました。

幸せな1日でした♪