海外で働くということ
早いうちに仕事の話をしておこうかと思います。
私はメキシコ、タマウリパス州レイノサ市で通訳をしています。職場は日系(富士通系)会社のメキシコ工場です。
海外で働きたいけれどどうやって仕事を見つけたらいいのかわからない‼という人の参考になればと思い、海外で仕事をするのにはどの様な形態があるのかをざっと紹介したいと思います。台湾で働いている大学院の友人の記事です。これはわかりやすく海外勤務の形態がまとめられているので見てもらえると参考になるはずです。友人の書く文章は面白いです。
台湾で働くという事
私は 1.現地採用 2.駐在 の中の1.現地採用に当たります。ワーホリや協力隊を海外で働くとことと考えればそれらも一つの形態ですね。私の場合、現地採用というより現地就職ですが。職場は日系会社の工場ですが、私が所属しているのは現地の通訳会社KOMUNIKOです。会社といっても個人事業のようなものです。そこの社長がこの間のFiestaの主人公の上司です。(実質2名+αの会社)。私たちの会社に今の工場から依頼を受け通っています。
はい、バンバン宣伝しますよー‼通訳に興味ある方はご一報ください。短期も相談に乗ります。
KOMUNIKO
海外での仕事の見つけ方はたくさんあります。日本で就職して駐在員を目指す。Indeedなどのサイトで見つける。検索ブラウザに「○○語 求人」や「海外求人」と入れても探せます。国から絞って探すのもアリですね。またSNSの海外求人コミュニティ等から見つける方法もあります。
私の場合FBを見ていたらKOMUNIKOの求人がシェアされているのを見つけ連絡しました。時間はかかりましたが、そこに入社したというわけです。
ほかには大学や院の友人が「○○(国名)でこんな仕事あるけどどう?」と提案してくれた仕事もありました。(連絡したものの入社までは至らなかった)。
これで約15年前からの夢だった「海外に住んで働く」という夢が叶いました。
チャンスは案外その辺にあるので夢のある人は諦めないでください。
現地採用で働くには駐在と違い、「仕事を現地の言葉で遂行できる」ことが求められます。よく「語学力を活かした仕事につきたい」と聞きますが、現地採用の場合、言葉ができることは当たり前で強みにはなりにくいです。日本語母語話者という点では強みになる可能性はあります。通訳は語学力が商品の仕事なのでこの辺の事情は少し違います。
なので、普通に仕事する力が求められます。また日本とは仕事への考え方や評価点も違うので、その国で何が必要かを把握して動くことが求められます。
こうは言えども、はじめのうちは日本でもそんなことわかるわけがないので、わからないことを聞き、アドバイスを素直に聞き、とりあえず実行する、ということを意識して取り組んでいました。ある程度失敗しても許される期間を大いに利用しましょう。
私はどっぷり文系からがっつり理系の世界に急に関わることになったので、最初は通訳どころか日本語がわかりませんでした(笑)今でもわからない日本語に出会います。そういう時、メキシコ人たちに、「ごめん、おれ日本語わかんないからさー」と冗談を飛ばせるくらいの余裕は持てるようになりました(笑)
日系会社の駐在員となると、語学力は関係ないことの方が多い気がします。私の周りの駐在員はスペイン語は一切知らない人もおり、英語も自信もって「できる‼」という人はあまりいないです。なので通訳を依頼する会社もあるわけです。現在メキシコで日本語通訳の需要はたくさんあります。KOMUNIKOで通訳になりませんか?(宣伝)
私が最も大切だと思うのは「海外で暮らしていける精神をもつ」ことです。駐在、現地採用、ワーホリ、協力隊共に大変なことはいくつもあります。異国の習慣にいちいち文句を言っていては仕事どころか何もできません。ツッコむ位がちょうど良いです。私の周りの駐在員も、未だに色々とツッコミながら、なんだかんだ楽しく生活しているようです。精神面の健康は身体の健康につながります。
ちなみに私の職場の工場では車のプラスチック部品の成型をしています。カーナビ画面の周りのパネルやスピードメーターの丸い枠などです。この間、映画前のある車のCM で見たことあるパーツだなと思ったら、職場で作っているものでした(笑)ちょっと「むふっ」となりました(笑)
次回は、通訳として私がどのようなことをしているかを書きたいと思います。