海の向こうの健康
こんにちは、薬剤師ライターのみきです。
今回は海の向こうのアメリカ合衆国の健康、食事についてお話したいと思います。
[世界の健康の共通点]
広く目を向けてみると、人類全体で『健康』とはどのような認識で理解されているのでしょうか?
皆さんは世界保健機関という組織を一度は聞いたことがあるかと思います。
略語でWHO。
そのWHOには世界保健機関憲章という少し難しいモノが存在します。
簡単に言えば地球全体の保健や公衆衛生等を記した宣言書、いわゆる共通認識を記したものです。
これに記されている健康の共通認識は、
『病気ではないとか、身体が弱っていないとかということではなく、肉体的にも社会的にも全てが満たされた状態の事を指す。』
(日本WHO協会の訳より)
とされています。
[アメリカの健康意識]
日本にとってとても身近な存在のアメリカ。
好き嫌いはありますが、さまざまなものや考え方がアメリカ発で日本に入ってきています。
健康志向もそうですね。
しかし、アメリカ人は日本人に比べて体格のしっかりした人が大半を占めています。
これは種族の違いもありますが、食文化も大きく影響しています。
今回
アメリカの非営利団体でInternational Food Information Council Foundationという団体が調査した、
アメリカ国民の『食と健康』の意識調査によれば、健康よりも経済への意識が高いという調査結果が出ています。
『お金を失うのなら太ったほうが良い』 そんな感覚なのでしょうか。
確かにアメリカは日本と比べて肥満の割合が高く、生活習慣病罹患率も高くなっています。
しかしながら全く関心がないのではなく、時間や経済的な余裕があればエクササイズや食事に意識を向けたいと考えていることも事実です。
『健康管理が大切なのは分かるけど、時間がなくてそこまで気が回らない・・・。』 といった感じでしょうか。
日本も同じような傾向ですね。
マイ・プレートをご存じですか
アメリカ農務省が2011年に発表したマイ・プレートというものを皆さんはご存じでしょうか。
これは、肥満や食生活を改善するためにどのような食事が良いかを視覚的に示したものです。
1992年に発表された食品ピラミッドを発展させたものです。
<米国農水省HPより>
丸いお皿を4つの色に分けたデザインです。
この色分けは含まれて居る栄養素ごとに食品を4つに分け、お皿に盛った食品がバランスの良いものなのかを視覚的に理解できるようにしたものです。
わかりやすい表示になっていますよね。
日本でもこれとよく似た食事のバランスを表示したイラストを目にすることがあります。
こんな感じのイラスト。
食生活の違いや視点が少しことなりますが、これを参考にして食事をすれば大きく偏った食事にはなりません。
また、食品のバランスを示したピラミッドも参考にしてみましょう。
これは1日に『何を』『どれだけ』食べれば良いかを考える際に参考に出来るように作られたものです。
健康で豊かな食生活の実現を目的に策定された「食生活指針(平成12年3月)」を具体的に行動に結びつけられるようにと厚生労働省と農林水産省が決定しました。
今は、スーパーやコンビニでも健康を意識した総菜が多く販売されていますので、それを上手く利用すれば手間も省けるのではないでしょうか。
一度、自分の食事を振り返ってみてください。