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パラリンピック開幕までカウントダウン、十三日間で二十二競技

2017.09.14 00:05

【スポーツ報道】 平成二十九年八月二十五日に東京・豊洲にて、東京都(知事:小池百合子)は『あと三年で開幕!!!東京二〇二〇パラリンピック カウントダウン イベント』を開催した。主催者、来賓の鈴木俊一(癸巳)五輪大臣らとアスリート八名の計十四名がイベントに出席した。


この日は、新元号二年に開催されるパラリンピック開幕のちょうど三年前。鈴木(写真上)大臣は「これからの三年間は、障碍や障碍者に対する考え方、社会の在り方を新しいステージに引上げる期間になる。復興オリンピック・パラリンピックという視点も持ち続けていきたい。」と述べた。百合子(壬辰)都知事は冒頭に「この豊洲周辺では、多くのパラリンピック競技が行われる。東京をセーフシティ、ダイバーシティ、スマートシティにしていきたい。そして障碍の有無や年齢に関係なく、皆が参加できる大会を目指す。今日は三年後を想像しながら楽しみましょう。」と挨拶した。




<大臣と都知事も目隠し>

 イベントでは登壇者、来場者共にラジオ体操を行う一面もあった。またステージではパラリンピック競技のデモンストレーションが行われた。五人制サッカーの日本代表・加藤健人(乙亥)選手が、華麗なドリブルを披露してシュートを決めると会場から大きな歓声が起きた。


鈴木大臣と百合子都知事が同競技の装備を試着し、競技で用いられるボールを手にした。全く目の見えない状態でお互いにボールを手渡し、同競技の難しさを実感した。ボールの感触を確かめて「音だけを頼りに戦うのは凄い能力だ。是非、メダルを期待してます。」とエールを送った。


囲み取材では、後三年に迫ったパラリンピックにつき「二十二競技ありますが、皆さんはご存じない競技もあると思います。知って貰える様な工夫をしていきたい。段差を無くす等の町作りに向けても良いきっかけになる。一つの事を作上げる事こそ、最高のレガシ(資産)と言えるのでは。」と意欲をみせていた。


東京でのパラリンピックの開催は昭和三十九年の大会以来で、同都市での二度開催は初。東京五輪閉幕後の新元号二年八月二十五日から十三日間に亘って陸上や水泳、新競技のバドミントンとテコンド等の二十二競技を実施する。


撮影記事:岡本早百合