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赤ちゃんが塾の先生に!?~赤ちゃんは可能性のカタマリ☆~

2017.08.31 13:00

みなさんは、先生と言えば、どんなイメージを描きますか?年上の人?知識を教えてくれる人?色んなイメージがあると思いますが、赤ちゃんが先生になることもあるんです!


類グループには、教育部門として類塾があります。類塾では、教科の枠を超え、社会で生き抜く追求力をつけていく「探求講座」が開講されています。

余計な観念がなくまっさらな赤ちゃんは、追求力の塊!小中学生たちに、赤ちゃん達から追求力の源泉を掴み取ってほしいという期待から、探求講座の授業で赤ちゃんが先生になる回を実施しました!

小中学生達は、前の週に赤ちゃんの可能性・追求力をイメージし、その仮説を検証するためにいよいよ赤ちゃんと対面です!

共同保育室を飛び出して赤ちゃん先生になったのは、りんちゃん(1歳2ヶ月)・やまとくん(7ヶ月)・ゆうだいくん(3ヶ月)の3人。


最年少のゆうだいくんはまだ寝転がったままで、周りを見渡したり音に反応したり泣いたりすることしかできませんが、この「泣く」ということで先生っぷりを発揮してくれました!このグループでは、「赤ちゃんってなんで泣くの?」をテーマにみんなで追求しました。床に寝そべっていると泣いたので、お母さんが抱っこしてみると、「ほら泣き止んだ!」でも、しばらくするとまた泣き出して、「だっこだけじゃないのかも。どうしたいんかな?ミルクかな?オムツかな?」と、みんなで赤ちゃんがどんな気持ちなのかに同化しようとしてくれて、一生懸命あやしたり話しかけたりしてくれました。

自分で動けそう・動きたい気持ちが真っ盛りのやまとくん。一つひとつの反応や動き方でみんなの追求心がそそられます!

「音のするものに目を向けて掴もうとする!」「持ったものは、まず口に入れてみるけど、食べようとしているというよりものを口で確かめてる感じなんかな?」「手を出すと、その手を掴んで立とうとする!」「抱っこしてほしい人のほうに手を伸ばすね!」などなど、周りのあらゆるものに興味を示し、自分がしたいことをどうしたらできそうか?を探索しています。その探索している様子に、小中学生たちも興味津々。視線や行動一つひとつに釘付けでした。

1歳を過ぎたりんちゃんは、0歳の二人よりも周りの様子に敏感。気持ちや意思の出方がはっきりしています!

りんちゃんは、教室に入るやいなや、いつもとの違和感を察知したのか、それまでは笑顔だったのが急に泣き出しました。誰が何をしても泣き止まなかったのが、ある中3の男の子が来ると、ピタッと泣き止み、その子に抱っこをせがみ、廊下を指差してお散歩までしだしました!その中3の男の子は勉強にはなかなか前向きになれない子なのですが、一変して普段からは想像がつかない才能や表情を発揮してくれました!いつもの様子からの変わりように、担当の先生達もびっくり!!

どのグループの子達も、みんな赤ちゃんに興味津々!普段は大人しい子も自分からしっかり参加していたり、最後の作文タイムでは、いつもはなかなか筆が進まない子も、言葉にしたいという思いで溢れていたり、数十分の間にも小中学生は目覚しい変化・成長を遂げていました!

中3生の女の子が書いてくれた感想を一部ご紹介します☆

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興味をしめしたものをずっと見ていたり、さわってみたり、私達が普段「これってこういうものだから」でおわらせていることが、赤ちゃんにとってはすごく気になっていて、追求力があり、すごく未来への可能性があると思いました。だから私もいろいろ追求して自分の可能性を広げようと思いました。

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赤ちゃんは、警戒心や変な遠慮など、余計な観念がなく純粋に動き、追求していくだけです。しかも、このまっさらな追求力は、誰もが生まれたときは持っていたもの!この小中学生の変化は、赤ちゃんたちに触れて、封鎖されていたものが解放されたんです☆

私たち大人も、周りの赤ちゃんに触れることで、本来持っている可能性を開いていきたいですね!!