生徒全体の総合分析。
2017.08.31 14:43
多少不器用でも、真似して考える子は
やはり総合的な面で見て伸び率が大きい、
そういう夏の総合模試の結果でした。
すぐにポンと省く子は、それ故に
ミスが同時多発的に起きており、
物事の思考の出発点からずれていると
当然答えにたどり着かない、という
ことも起こっていました。
”普通はこう考える”
”普通はこう整理する”
基本的な思考・操作というのは、
みんな同じように出来ることが大切です。
テキストや参考書での解き方とブレず、
”まずはこの方法が正しい”と認識できているかどうかです。
応用的思考というのは、そこから生まれるものです。
だから、”勝手なことするな!”っていうルール、
もっとしっかり徹底して、締め付けて、
基本的事柄に対する没個性化を
強化してゆくことを決心しました。
特に小学生。
ノートの使い方とか、インデントの仕方とか、
そういう小さな事柄も徹底して厳しく
課題チェックしてゆきます。
基本習得に個性など不要です。
正しいか、正しくないか、だけ。
世の中的に最高に洗練された方法が
そこにあるというのに、それを
真似しないなど言語道断です。
それ以外のことがあるならば、
一旦私の思う普通を習得してからにしてもらいます。
それ以外の意見は一切聞き入れません。
大丈夫、通ってる生徒たちは、そんな程度で
全て脳内が没個性化し、自身の考え方を失うようなタマでは
ないということは分かっています。
しかし、時に自由すぎるこの子たちは、
逆にもっと縛ってあげるからこそ、
基本事項をより徹底して身につけていくからこそ、
そこから先の思考が生き生きとしたものに
なってゆくものだと思っています。