ごみ拾いSNS「ピリカ」を使ったごみ散乱状況調査
SNSピリカを使ったごみ調査に参加しませんか。
株式会社ピリカは、九州大学と鹿児島大学、国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)と共同でごみ拾いSNS「ピリカ」を活用したごみの散乱状況についての研究プロジェクトを開始しました(※1)。街中や海岸に捨てられたごみの画像を収集し、総量の算定に取り組みます。実験は2022年1月から2025年3月末まで実施予定です。(プレスリリースはこちら)
ごみ拾いSNS「ピリカ」は拾ったごみを記録・発信したり、手に負えないごみを通報するために開発されてきたアプリです。その機能を活用し、街中や海岸のポイ捨て状況の調査にも参画できるよう仕組みを構築しました。
ごみを拾いながらの調査参加はもちろん、散乱状況の撮影のみで参加も可能です。
ピリカは本実験を通じて、一般市民誰もがごみ拾いだけでなくごみ調査にも気軽に参加でき、ごみ問題解決に貢献できる世界の実現を目指しています。調査の結果は、ごみ写真の収集に協力いただいたみなさまにもフィードバックされ、更なる調査や問題解決を後押しします。
参加方法については、以下の調査方法マニュアルをご参照ください。ぜひ、1人でも多くの方々のご参加をお待ちしております!
調査方法マニュアル
海岸のごみ調査、街中のごみ調査(ごみを拾う場合・ごみを拾わない場合)で調査の方法が異なります。
不法投棄等を通報いただいても、ピリカや地域自治体が対処にご協力できる対象地域は限られております。通報で調査に協力いただくことは、どのような地域でも歓迎します。
SNSピリカのセットアップ
SNSピリカアプリのダウンロード
1. SNSピリカのスマホアプリをダウンロードします(https://www.pirika.org/download)
(iOS, android対応)
SNSピリカダウンロードページへのQRコード
2. アイコンをタップしてアプリを立ち上げます。
3. 利用規約に「同意する」をタップします。
4. 説明文を左にスワイプ。「さぁ、あなたもはじめましょう」をタップします。
5. メールアドレスを入力します (Facebook, Twitterでの登録も可能ですが、アドレスで登録しておくと、後ほどの調査で手動入力する手間が省けます)。
6. メールが届くので、メール本文に掲載された6桁の認証コードを空欄に入力して「送信」を押します。
ユーザー情報設定
1. 「ユーザー名」を入力します。
2. 「ユーザータイプ」を選択(個人、企業、NPO、町内会などから選択します。組織に所属していても、組織を代表して活動するのでない限りは個人を選択します)。
3. 「パスワード」を入力します。
4. 「設定する」を押します。
海岸のごみ調査
1. 投稿ボタンをグッと上に押し上げます。アラームマークが表示されたら手を離します。
2. ごみの写真を撮ります。
以下を満たすように写真を撮ってください。
- 必須:横向き(横長)
- 推奨:陸側から海側を向き、海岸線が水平方向に映るように
- 推奨:画像の約8割を陸、約2割を海が占めるように
3. 投稿の位置を確認します。GPSによる位置情報はずれることがあるので、必ず自分の目で地点を確認し、必要に応じて位置情報の修正をお願いします。
「この位置を通報」をタップします。
4. ごみの種類は「その他」を選びます。
5. 連絡先のメールアドレスを入力してください。解析結果を後日、メールで送る場合があるためです。
コメントに「#海岸ごみ調査」と入力し、「通報」をタップします。
※不法投棄通報の情報は削除・修正することが出来ません。投稿後に情報の誤りに気づいた場合は、再度①〜⑤の手順で投稿してください。
※不法投棄通報後にごみを拾っていただける場合は、投稿ボタンをタップし(上に押し上げない)投稿いただけるとありがたいです。
街中のごみ調査
ごみを拾う場合
1. 投稿ボタンをタップします。
2. ごみの写真を撮ります。ごみを袋に入れる前に撮影してください。投稿後、拾ったごみは適切に処分してください。
- 写真の向きは縦でも横でも構いません。
- ごみはできるだけ大きく映してください。
- ごみが複数ある場合は重ならないようにしてください。一時的に、他人の迷惑にならないようごみを並べていただいて構いません。
- ごみを画面の中央にして、見切れないように(写真内にごみ全体が収まるように)してください。 「投稿する」の下にある縦3つに並んだ点から写真を追加し、複数の写真を投稿することができます。ただし、同じごみが複数の写真に映らないようにしてください。
3. コメントに「#ごみ調査」と記入してください。
4. ごみの数量、参加人数を選択してください。
5. 位置登録をONにしてください。GPSによる位置情報はずれることがあるので、必ず自分の目で地点を確認し、必要に応じて位置情報の修正をお願いします。
6. 「投稿する」を押して投稿してください。
ごみを拾わない場合
粗大ごみなど拾うことが難しい場合、ごみ拾い用具を持ち合わせていない場合などはこちらの方法で調査してください。
1. 投稿ボタンをグッと上に押し上げます。アラームマークが表示されたら手を離します。
2. ごみの写真を撮ります。
- 写真の向きは縦でも横でも構いません。
- ごみはできるだけ大きく映してください。
- ごみが複数ある場合は重ならないようにしてください。ごみを無理に動かす必要はありません。
- ごみを画面の中央にして、見切れないように(写真内にごみ全体が収まるように)してください。
3. 投稿の位置を確認します。GPSによる位置情報はずれることがあるので、必ず自分の目で地点を確認し、必要に応じて位置情報の修正をお願いします。
「この位置を通報」をタップします。
4. ごみの種類は「不法投棄」を選びます。
5. コメントに「#ごみ調査」と入力し、「通報」をタップします。
※不法投棄通報の情報は削除・修正することが出来ません。投稿後に情報の誤りに気づいた場合は、再度1〜5の手順で投稿してください。
※1本実証実験は2022年1月より2025年3月末まで実施予定で、街中や海岸に捨てられたごみの画像を収集し、総量の算定に取り組み、散乱状況の現状を、市民参加型で継続的かつ定量的に調査を行う体制の構築を目指します。尚、SNSピリカアプリ開発の一部は、JST/JICAの地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)、及び環境省環境研究総合推進費(JPMEERF18S20201)の援助を受けています。
ご利用方法に関して、ご不明な点等ございましたら、 ピリカカスタマーサポート(info@pirika.org)までお気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。