最終の授業にて。
2021.12.29 01:00
今日で今年最終の授業を
終えた学年がいくつか。
帰り際の小学生の言葉に
衝撃を受けました。
「今年もありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。」
"育ち"の良さは、
こんなところに垣間見られます。
人は、一人で生きているわけではなく、
ある意味では、効率的に、
ある意味では、人間的に、
言葉をきちんと交わせるというのは
とても重要なことだな、と。
新年を前にして、
この子を大切にしよう、と、
心から思える瞬間があります。
些細なことですが、
ずっと記憶に残り続ける言葉です。
人に好かれる習慣が
確立している子をみると、
将来安泰だなと思います。
低学年の子は全員、
そして、4年生の子。
今年最後の笑顔と挨拶は、
私の心の中に深く深く
刻まれました。
愛される素質は、こうやって
毎年毎年蓄積を経て、
その子のものに
なってゆくのでしょう。