ディロス島
予定より少し時間がかかって10時半頃にミコノス島ニューポートに到着しました
そこからシャトルバスでオールドポートに行き、そこからミコノスタウンのホテルへ
ホテルに荷物を預けたら大急ぎで港に戻りました
目的はディロス島
ミコノス島の南西約4kmにある小さな無人島です
太陽神アポロンとその双子で月の女神アルテミスの誕生の地だそうです
ディロス島は島全体が世界遺産に登録されています
ディロス島に行くための船がミコノス島から出ています
オールドポートから見たミコノスタウン
すごく見づらいけど、右端に写っている白と青の船がディロス島行きのフェリーです
可愛いセント・ニコラス教会から少し埠頭側に小さなチケット売り場があり、その先の埠頭からフェリーに乗ります
往復で€20
一日に3往復
最終のフェリーを逃せば宿泊施設のない島に取り残されるので注意が必要です
11:30のディロス島に向かう最終便にギリギリ飛び乗りました
30分弱でディロス島に到着します
波が高く、船が小さいのでめちゃくちゃ揺れました・・・
もともとすぐに乗り物酔いするので、ずっと目を閉じてひたすら耐えるのみ・・・
すっかりテンションが下がった状態で島に到着
ディロス島に着いたら、入り口で入島料(博物館の入館料込み)€12を支払って入島します
島には入り口にちょっとしたショップと、少し奥に博物館とカフェ&売店がある他は建物はほぼなく、あるのは遺跡ばかり
売店のペットボトルはめちゃくちゃ高いので持参するのがオススメ!
コーラ500mlが1本で€4.5もしました!!
無人島&世界遺産価格おそるべし!!
この島には日陰はどこにもありません
島に着いたのが12時過ぎ
帰りの船は15時
真夏の日陰のない島で昼間に3時間・・・
めちゃくちゃ暑い・・・
考えただけで死にそうです
とはいえ時間が限られているので頑張って見学しなければ
一応島の入り口にパンフレット(英語)があるのでもらってきました
所用時間に応じてオススメのコースが書いてありました
そのコースを参考に見学開始
まずは古代劇場を目指しました
紀元前4〜3世紀に建てられ、5500人を収容したそうです
劇場の前には貯水システム跡
本当にこの島に来るとは思ってなかった私
うっかりワンピース&サンダルで来ましたが、結構歩きにくいのと、あちこちにトゲトゲの植物が生えてて痛いので、行くなら長ズボン履いてた方が安全です・・・
標高110mのキントス山の山頂にはゼウスの聖域があります
山頂からの眺めはいいそうですが、ここは時間がないので行きませんでした
暑いし、サンダルだし・・・
古代劇場から少し上に上がったところにある仮面の家にはモザイクがありました
うっかり通り過ぎそうでしたが、通りすがりのおじさんが美しいモザイクがあるから見て行かないと!と教えてくれました
ありがとうおじさん!
こんなにしっかり残っているなんて驚きです
「イーシスの神殿」
エジプト神のイーシスを祀った神殿
ディロス島には異宗教の神を祀る神殿や移住してきた異国の人のアゴラなどがたくさんあり国際色豊かな島だったそうです
島の中央に戻って日陰を求めて博物館へ
クーラー効いてなかった・・・orz
この島で発掘された貴重な彫刻などが展示されています
紀元前7世紀にナクソス人から奉納されたライオン像の本物も展示されていました
「聖なる湖」
今はマラリア蚊の発生が原因で埋め立てられていますが、ここで女神レトがアポロンとアルテミスの双子を出産に使用した場所だそう
神話にちなんだ棕櫚の木が立っているとガイドブックには書かれていますが、1本どころか植物が生い茂っていました
「ライオン像」
本物は博物館にあるのでこれはレプリカです
「イタリア人のアゴラ」
「アポロン神殿」
「アンティゴノスの柱廊」
この島のどこかに前日に見たアフロディテとパンとエロスの像があったんですねー
ちゃんとこの像が発掘されたと説明が書かれたパネルがあったのですが、写真撮って来るの忘れたのと、同じような遺跡が多過ぎてどこだったかわからなくなってしまいました・・・おバカorz
あまりの暑さに船の時間まで30分残したところで私はギブアップ
一足に先に船の乗り場の日陰に退散
夫は時間いっぱい島を歩き回っていました
タフだなー
帰りの船ももちろん大揺れ
帰りはいつ揺れるか分かるようにずっと波を見ていました
揺れるのが分かっていると案外平気でした
高速船がちょっと遅れたので諦めかけていましたが、来れてよかったです