公園ではできない話
ママ朝研究室、第2回目が終わりました。
この講座は、こころ館初の赤ちゃん連れで学べる講座として
七月からスタート。
赤ちゃん連れといっても、子育てのことについて学ぶ講座ではなく、
あくまでそこはこころ館、いつものようにいつもの如く、
ママ自身がわたしについて考え探求する講座です。
赤ちゃんを産んだ女性というのは、出産時に、
ハッピーホルモン(オキシトシン)が大量分泌され、
出産後も暫くの間はこの分泌が盛んで、
幸せな気分が得られやすくなっているそうです。
ママ朝研究室に集う皆さんも、
まさに今、ハッピーホルモンフル状態。
しかし、幸せな今だからこそ「考えるべきこと」をそれぞれにお持ちで、
自分への探求心は、回を重ねるごとに増すばかり!
今回は、ママたちにマインドフルな時間を持っていただくための
絵本「ひとつであるもの」の朗読を聞いていただきました。
この絵本は、代表松原が心を感じるためだけに書き下ろした、
こころ館の教材絵本です。
講座中その時その時に「自分の心がどう動いているのか」を感じながら、
終始プログラムに取り組んでいただくのですが、
特にこの絵本朗読ワークでは、ゆっくりとした時間の中で朗読を聴いて、
ママたちに心の動きを味わっていただきました。
心を観察していたはずなのに、途中でいろんな思考が沸いてきたり、
絵本とは全く関係のないことを考えてしまったり、没頭できない自分がいたりします。
それがダメなことだとジャッジせずに、「そんな自分がいた」ことに気づく。
それも全部含めてマインドフルな時間なのです。
そして毎回「ママ朝研究室」では、みんなで話し合ってみたいことを
事前にお伺いします。
今回第2回目では、
「10年後、どんなママになっていたいか?(子どもとの関係性)」
「ママになった今、これからの働き方」
この2つについてディスカッションしました。
ママ朝研究室でのディスカッションには、ルールがあります。
聞く人:話している人の話を遮らず、ジャッジせず相手の心に寄り添って耳を傾ける。
アドバイスは禁止。
話す人:人の目を気にして話をするのではなく、自分の心にある感情に注目しながら
気持ちを伝える。
※話しながら、聴きながら、自分の心がどんな風に動いているのかを観察すること。
参加者の中には、仕事に復帰されてるママもおられ、
再びこれから社会に復帰することを考えてるママたちにとっては、
心強いヒントがいっぱいあったようです。
ママ朝研究室には、色んなタイプのママが集まっています。
「子育ても家事も何もかも完璧にこなしたい、
自分自身がまた働きに出ることで、家庭に支障をきたすのではないか」
という恐れを抱いていたママ。
講座後にいただいた「ふりかえりメール」を一部ご紹介します。↓↓↓
「これからの私の働き方、そして母親としてのあり方という未来に目を向けたこと、
そして、変化してもいろんな意味でそれが100点でなくても自分の心がその場その場で今満足
していればよいこと。それを忘れてはいけないと思いました。」
100点でなくても自分の心が「今」満足してれば良いですと!( ;∀;)
現在休職中である仕事への復帰に拘ってられたそうですが、その拘りもやめて
やりたかった趣味のことなども視野に入れて、今は考え始めているそうです。
もうお一方、前回の講座に参加されてたママも、
この9月からお仕事復帰されることを決められたそうです。
みなさん決めたら行動早っ!
またこんな「ふりかえりメール」を送ってくれたママも…↓↓↓
「おんなじ絵本を聞いてみたり、仕事観についてビジュアルを探したりするだけでも
全く違う視点があって面白かったです!
ママ友とかとの会話って、「そうそう!同じ〜うちも〜」みたいな共感を得合うってことが
第一目的な感じがして、少しでも違いそうなことは口にしない気がしています。
だから深い付き合いになりにくいんだろうなぁと。。。
だいたい同じ、成長度に合わせた会話。離乳食、卒乳、夜泣き、運動能力の成長、言葉のこ
と、どこに遊びに行くか、、、etc.」
ママ友の会話は共感を得合うことが第一目的。確かにそうだったかもしれない。
このママが後半に書かれているような、赤ちゃんの成長具合を話す場も
もちろん大切ですが…
ママ朝研究室では、”ママ自身の成長”にとって大切なことをみんなで話し探求します。
ご興味を持たれたママ。
公園ではできない話をしに、ぜひ赤ちゃんと一緒にいらしてください。
お問い合わせは…
e-mail : info@cocorokan.org
tel : 075-595-8508