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Atlanta Life ~via Belgium~

PassionateでOpenなアメリカ人たち

2017.09.01 17:59

気付けばもう9月ですね。酷暑だったアトランタも最近は30度以下で過ごしやすい日々が続いています。 アメリカに来て1ヶ月が経ち、生活のリズムも整ってきました。私の1週間のスケジュールもやっと固まったところです。

色々とやろうと思っていたのですが、沢山やり過ぎると中途半端になってしまうこと、アメリカは移動に時間がかかること(私は運転出来ないので)、家事とも両立させたい、ということからルーチンのアクティビティを3つに絞ることにしました。

今日はそのアクティビティについて書こうと思います。私はアメリカが嫌いでしたが、最近少しずつ好きになりつつあります。アメリカというより、アメリカ人が、ですが。そんなに多くの人と交流してないし、深くも付き合ってはないのですが、今のところものすごく印象がいいです。先生達はとても情熱的で、感動すら覚える。もちろんベルギー時代のフランス語の先生達も素敵だったんですが、こっちの先生は想像を超えてくる。外国人としてここで生活しているので、ちょっと感動のハードルが下がってるのかもしれませんが、ほんとに皆さん親身になってくれて、こちらもそれに応えようという気持ちになります。先生だけでなく、大学のスタッフの皆さんもとても親切な方ばかりです。


例えば、私はジョージア工科大学のインテンシブ英語コースのスピーキング/リスニングを取っているのですが、先生は毎日の宿題をすぐにチェックしてくれるし、個別指導もしてくれます。先生とクラスメイトとは、LINEのようなSNS(What's upという)でつながっていて、朝早くから夜遅くまでリアルタイムでやり取りが出来ます。筆記の宿題はすべてオンライン上のドロップボックスというシステムで提出、スピーキングの宿題は、自分の声を録音して、What's upで送ります。そうすると、先生がすぐWhat's upで音声返信をしてくれる。そうすることで、書く手間を省いています。毎回個別のFace to faceのフィードバックもしてくれるし、こちらが望めばいくらでも課題を出したり指導をしてくれます。

ジョージア工科大学の語学コースでは、私は1コマしか取りませんでしたが、これで十分でした。もし、沢山取っていたら私の語学力ではすべてが中途半端になってしまっていたかも。1コマだけでもちゃんとやろうと思ったらかなり大変です。これが、アクティビティの1つ目。


アクティビティの2つ目と3つ目は、「配偶者クラス」というもの。 ジョージア工科大学と、エモリー大学では、二つとも留学生の配偶者向けの英語クラスを開講しているので、両方を受講してみることにしました(私の夫はエモリー大学なので、ジョージア工科大学の配偶者クラスは本当は取れないのですが、交渉したら入れてくれました)。配偶者クラスは上記のアカデミックな英語クラスとは違って、料金も安く、レベル別けテストもないのでとても気楽です(但し、ジョージア工科大学の方は色んな授業があり、難しいものもある)。

この両大学には世界中から沢山の留学生が来ているので、大学や大学関係者がその家族をサポートしようとしてくれてるんですね。なんて親切。こんなの他の国にあるんでしょうか。家族のケアまでしてくれるなんて、アメリカの大学はなんて優しいんだ、と感激してしまいました。もちろんアメリカの全ての大学がそうとは限りませんが、主催者の方に聞いてみたところ、留学生の多い大学では、このような取り組みをしているところは多いとおっしゃっていました。きっと、アメリカが移民の国で、フロンティア精神が旺盛なので、助け合いの文化が根付いているのかもしれません。私はとにかく色んなところに顔を出してみたくて、5団体くらいに連絡を取ったのですが、皆さんすぐに返信をくれ、沢山の情報を提供してくれ、とてもフレンドリーに受け入れてくれました。中には私をショッピングに連れて行ってくれた人も。トランプ政権になって、移民排斥のイメージが強かったアメリカですが、こういうとても親切な一面もあるんだなぁと嬉しくなってしまいました。


「配偶者クラス」では、同じ境遇の多国籍の奥さん達と知り合い、友達になって、一緒に英語を勉強します。授業の内容は日常会話に特化していて、例えば病院の予約の仕方、週末に行くオススメスポット、タクシー運転手への道の伝え方、です。

配偶者クラスの他にも、配偶者クラブや留学生クラブなるものがあって、毎週火曜日にお茶会が開催されていたり、金曜日にはランチ会があったりなど、本当に様々な団体が色んなアクティビティを開催していて、行ききれないくらい。


ということで、私は日々のスピーキングのクラスで鍛えられつつ、色んな団体に顔を出して友だちを作りつつ、日々忙しく過ごしています。ベルギーでは駐在員妻でしたが、今度は留学生の妻。ちょっと立場が変わるだけで、自分を取り巻く環境がだいぶ変わるんだなぁと驚いています。


<先日留学生メンバーと開いたアジアパーティ。どの国の料理も美味しかった!>