細雪(ささめゆき)の舞台
2021.12.29 12:07
タロット読み師のアドリアーナです。
を主宰しております。
谷崎潤一郎の「細雪」(ささめゆき)をお読みになったことがあるでしょうか。
アドリアーナが関西の拠点とし居住している(実家)兵庫県芦屋市がメイン舞台となっている小説です。谷崎潤一郎自身も東京から移住し芦屋に住んでいました。
小説の内容は大阪・船場の4姉妹が登場し、それぞれの人生観、恋愛観がうねるように描かれており非常に面白いです。そして出てくる芦屋や船場の地名の描写が、アドリアーナには身近なものばかりで、時代は違えど、なんだか人ごとには思えないんですよね。
今日はお天気も穏やかで暖かく、自宅から芦屋川沿いに南下してみました。クルマも持っていますが、最近あまり乗っていません。東京からこちらに戻ると、山や海のある良い香りを楽しみたくてできるだけ身体そのもので外気に触れたくなるのです。
芦屋川から芦屋山手の光景
国道2号線に架かる業平橋
カトリック芦屋教会
Cafe Daniel
外で人に会うときは、芦屋川沿いのカフェ・ダニエルをよく利用します。今日開いてたらケーキでも食べようかなと立ち寄ってみましたが12/26で年内営業が終了したようでした。
「阪神間モダニズム」は建築や服飾、食、文学とライフスタイル全般にわたる様式です。それらとの関わりを巧みに描き出した「細雪」ぜひお読みになってみてください。恋愛や結婚で迷ったり悩んだりしている人にもオススメです。
Stella Maris Adriana