牛肉のユッケの食中毒事件(平成23年)後、生食用の牛肉
については、表面から深さ1cm以上の加熱(60℃2分間)
などを義務づける規格基準を設定しました。
しかし、基準を満たしていても完全に腸管出血性大腸菌を除去することは難しいので、子どもや高齢者など食中毒に
対する抵抗力の弱い方はお肉の生食を控えて下さい。
また、牛のレバーや豚のお肉(内臓を含む)については、内部から重症化する食中毒の原因となる病原体が検出され
たことから、生食用としての販売を禁止しています。
なお、他の動物の肉や内臓についても、病原体が付着してい
る可能性が高く、もともと生食すべきものではありません。