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きみの声をとどけたい(アニメ映画)

2017.10.05 00:00

『きみの声をとどけたい』(きみのこえをとどけたい)は、マッドハウス制作の日本の長編アニメーション映画。2017年8月25日より公開。略称は「きみ声」および「キミコエ」。


概要

本作は、東北新社とファミリー劇場による新人声優発掘企画「キミコエプロジェクト」と連動しており、第1弾のオーディション(「キミコエ・オーディション」)合格者の特典の一つとして、本作のメインキャラへのキャスティングがなされた。本作のメインキャラクターの7人のうち、6人の担当声優はこのオーディションの合格者であり、本格的な声優デビュー作となる。また、主題歌についても6人によるユニット「NOW ON AIR」が担当している。


あらすじ

海辺にある町、日ノ坂町に住む行合なぎさは、龍ノ口かえで・土橋雫の2人の幼馴染と同じ神奈川県立日ノ出坂高校に通っている高校2年生。なぎさは幼いころ、祖母に「コトダマ」の存在を教えられ、それ以来「コトダマ」の存在を信じている。「コトダマ」とは「言った言葉には魂が宿っており、言った言葉は、良い事は万人にわたり、悪いことは自分に返って来る」というものである。なぎさには「コトダマ」が見え、かつて浜須賀夕に対して陰口をたたいたかえでが運動会で転倒してしまうところを目の当たりにしたことから、「コトダマ」の存在が真実であると確信している。ゆえに、言葉遣いの悪いかえでの発言にストレスを抱えることも多い。そんな時は近所にある蛙口寺の鐘を突いて鐘の中に入り、大声で言いたいことを言うのが彼女独自のストレス発散方法であった。

ある日、鐘を突いた後にひょんなことから「雨でも降れば良いのに」と言ってしまい、たちまち雨が降り出してしまう。傘を持っていなかったなぎさは、自転車に乗って大急ぎで帰路に就くが、雨が強くなってきたので途中で諦め、雨宿りをすることにした。喫茶店らしき店に入るも誰もおらず、なぜか中にはラジオの放送機材や沢山のレコードが置いてあり、すぐに使用できる状態で保存されていた。なぎさは母のみつえがよく聴いている曲のレコードを見つけて再生しながら、ラジオDJの真似事をしてみる。最後に自身のメールアドレスを紹介し、雨が上がったのを確認して帰宅する。

翌日、なぎさのメールにラジオ放送を聴いたという着信が入っていた。


登場人物

主要人物

行合 なぎさ(ゆきあい なぎさ)声 - 片平美那

龍ノ口 かえで(たつのくち かえで)声 - 田中有紀

土橋 雫(どばし しずく)声 - 岩淵桃音

浜須賀 夕(はますか ゆう)声 - 飯野美紗子

中原 あやめ(なかはら あやめ)声 - 神戸光歩

琵琶小路 乙葉(びわこうじ おとは)声 - 鈴木陽斗実

矢沢 紫音(やざわ しおん)声 - 三森すずこ


その他の登場人物

矢沢 朱音(やざわ あかね)声 - 三森すずこ

なぎさの祖母声 - 野沢雅子

小動 大悟(こゆるぎ たいご)声 - 梶裕貴

川袋 将暉(かわぶくろ しょうき)声 - 鈴木達央

行合 みつえ(ゆきあい みつえ)声 - 佐古真弓

行合 鉄男(ゆきあい てつお)声 - 志村知幸

川袋 佐武郎(かわぶくろ さぶろう)声 - 牛山茂浜

須賀長介(はますか ちょうすけ)声 - 小林操

矢沢 正信(やざわ まさのぶ)声 - さかき孝輔


スタッフ

監督 - 伊藤尚往

脚本 - 石川学

キャラクターデザイン - 青木俊直

アニメーションキャラクターデザイン - 高野綾

音楽 - 松田彬人

制作 - 東北新社、マッドハウス

製作 - 「きみの声をとどけたい」製作委員会

配給 - 東北新社


ラジオ番組

本作の映画公開を記念し、2017年4月より鎌倉FM(82.8MHz)にて毎週水曜23:00 - 23:30枠で『コトダマラジオ』と題したラジオ番組を放送している(再放送は毎週日曜 17:00 - 17:30)。本作が高校生によるラジオDJというテーマであるため、地元である湘南地区の高校生(主に神奈川県立湘南高等学校)が番組に出演している。

【映画 予告編】 きみの声をとどけたい


他の人の評価が比較的良かったので観てみました。

個人的には若干詰め込み過ぎの印象を受けましたし、高校生らしい発言から、若干ぞわぞわ感もあり、私はあまり高評価は出来ませんでした。

ただ将来への漠然とした不安が描かれる部分はとても良かったです。

現実問題として、なぎさちゃんのような優しい子は、ラジオパーソナリティーにはなれないと思うのですよね。

英語も得意じゃなさそうだし、ジョークが上手いわけでもないですからね。

そういう挫折を繰り返す中で、優しい子はだんだんネガティブになり、この子の容姿なら恋愛は出来ると思うのですが、変に妥協して幸薄い人生を送りそうで、何だか違和感も感じました。

なんか変なことばっかり書いてしまいました。

これ、音読しなければ、言霊は発生しませんよね。。

点数にして75点です。