本当の美しさとは?私がバイロンベイで教わったこと。
夕方の五時頃からは、仕事を終えて波乗りをしに来るサーファーが増える時間。
サーフィンから上がると、カメラを片手にフラフラする私。
小さな子供が、大はしゃぎしながら叫びながら、海へ走って行く姿が可愛かった時の一枚。
その後ろから、ちょっと太目のお父さんがロングボードを持って登場。
私が、自分の息子の写真を撮影してたから、話しかけてきたお父さん。
「うちの子、メッチャ元気だろう?」と笑いながら。
「もうさ、いつも追いかけるの大変なんだよ」って言いながら、
とびっきりのスマイル。
可愛い笑顔の陽気なお父さん。
海へ来ると、友達にもたくさん会うし、大体みんなこのポイントでサーフィンしている。
知らない人でも、話しかけてくるし。
バイロンで海は、社交の場だ。
たまに変なサーファーもいるけれど、基本ゆるい。
上手く波乗りできると、周りのサーファーも褒めてくれるしw
日本のサーフスタイルとは、全然この街では違うかな。
私は、バイロンのサーフスタイルがかっこよくて大好きだ。
みんなで楽しくやろーぜみたいなノリが。
この街は、ナチュラリストが多い。
ナチュラルなライフスタイルの人は、気持ちにもゆとりがあって、
素敵な笑顔と優しい気持ちを持っているなと、バイロンに来て教えてもらった。
人間の美しさとは、やっぱり魂の美しさが表面に出て本当の美しさがあるんだと思う。
外見をどんなにオシャレにしても、心が美しくないと輝きも半減する。
逆に、心が美しければ外見なんかオシャレでもなくても、美しさのオーラが出る。
この街の人達は、アーティストが多いけれど、
やっぱりブレない心。
自分の好きを爆発して、力強く生きている人達は素敵だった。
幸せは誰かが運んでくれるわけではないから、
自分で掴みにいくものだと思う。
常に自分が何をしたいのか?どんな事が心地よいのか?
そうでないのか?
自分に問いかけ、自分を知ること。
自分を大切にすること。
多くを持たず、シンプルが一番身軽なこと。
バイロンへ来た最初の年は、色々なことをこの街から教えてもらった。
そうして、自分のライフスタイルについて考えるようになる。
これからも、沢山学んで自分の視野を広げたいなと思う。