悲しき「無変換」キー
キーボードには、あまり使われていない、そして使い方を知られていないキーがわりとあります。
今回、私がご紹介したいのが、スペースキーの左隣にある「無変換」キー。
一番近い場所にあるのに、ひっそりと存在感を消して佇んでいるこのキーの任務は
カタカナ変換!
入力したひらがなを、全角カタカナ→半角カタカナと変換させることができます。
「初耳!」って方、今すぐ試してみましょう!
どんなに長~い単語でも一発でカタカナに強制変換できる優れものです。
「カタカナ変換は、F7キー・F8キーで良くね?」
って言われると、全然それでもいいんです。
私も「無変換」、F7・F8キー 全部使ってますし(´ー`*)ウンウン
ただ、初心者が覚えやすいのはとりあえず「無変換」キーかな。
それに近い所にあるので押しやすいd=(・ω-`○)グッ♪
対してスペースキーの右隣の「変換」キーも実はあまり使われていません。
多くの人がスペースキーを使って変換しているからです。
変換キーが隣にあるのに、スペースキーで変換・・・ややこしいですね~(´-ω-`;)ゞポリポリ
パソコンには、進化の歴史と昔の名残があちらこちらにちりばめられています。
例えば上書き保存のアイコンはフロッピーの形ですが、若い子はフロッピーなんてものは見たこともないわけで・・・(-∀-;)
「変換」「無変換」キーも昔の名残なので、表記を替えてもいいと思うのですが、いろいろと大人の事情ってやつがあるのでしょう(・ε・`o)
ちなみに、パソコン操作にはいくつもの道筋があって、それには正解も不正解もなく、好きな方法を選べるようになっています。
セミナーでは、お客様のニーズに合わせてできるだけたくさんの道筋をご紹介するようにしています。
「こんなやり方があったんだ!いいこと聞きました♪」
「今までめんどくさい事してました」
っていうお話をよく伺います。
使うか使わないかはその人次第、でも知ってるのと知らないのでは全く違いますからね。
ともあれ、キーボードにはこんな風にあまり知られていないキーがあって、場合によってはとっても便利に使えたりします。
それぞれのキーは、しっかりと役割をもって存在しているのです。
使ったことのないキーや何に使うのか分からないキーが、あなたにとってはすごく便利なキーなのかもしれませんよ(´∀`)ノ。