日本からシンガポールへの船便の記録
日本からシンガポールへ移住する際の荷物の記録です。
シンガポールでは家具付きの賃貸コンドミニアムが多いので、日本で使っていた家具は、全て処分しました。
処分と言っても、4LDKの大型家具のほとんどは、ありがたいことに、次の買主さんが引継いで使ってくれることに。
ローラアシュレイが大好きで、オーダーで作ったカーテンやシャンデリアなどは、10年経っていてもまだしっかりしていたので使ってもらえたのは嬉しかった。
大型家具は、ソファ、夫部屋のデスクと収納ラック、子供の収納、クイーンサイズベッド、エアコン3台も残して使ってくれることに。
その他、庭のガーデニンググッズ、ダイニングテーブルセット、本棚、ナイトテーブルとランプ、子供のデスクセット、BOSEのオーディオ、重たい鍋などは、すべてお隣さんが引き取ってくれて
テレビは兄、子供の大量の玩具やマッサージチェアは妹、冷蔵庫・洗濯機・炊飯器等の家電は実家へ。
なんと、私が処分したのは、ダブルベッド、ソファベッド、テレビ台、大型チェスト、夫部屋のデスクチェアのみ!
引越の際にかかる家具の処分費用はけっこう高額で、仲介不動産屋に見積もりをお願いしたら、トラック1台積み放題(いっぱいでも少なくても同額)で約10万円でした。
我が家は、同じ地区に個人で廃品回収リサイクル業者があり、そこに電話をしたら、なんと…
★エアコン1台取外し&処分
★ダブルベッド処分
★テレビ台処分
★ソファベッド処分
★大型チェスト処分
★デスクチェア処分
★冷蔵庫を実家へ移動&実家の冷蔵庫処分
★洗濯機を実家へ移動&実家の洗濯機処分
以上の合計で、8,000円という、びっくり価格で片付いてしまいました。
地区の役所でとても安く処分してくれるとも聞いたのですが、マンションのゴミ置き場まで自分で出しに行かないといけなかったので、それは無理。お願いした業者は、運び出しもしてくれて、この安価!
そのカラクリがどこにあるのかは不明ですが、近所の人からの口コミでお願いしたのでそう怪しさも感じず、処分してもらう方としては、ありがたい業者でした。
その他、大量の不用品は、マメにマンションのゴミ置き場で処分させてもらい、10年お世話になった管理人さんにも手伝っていただいたり…周りの方々に、本当に感謝する引越となりました。
常夏シンガポールへでは冬物衣料は不要なので、秋冬に帰省する時用に、少しだけコートと洋服を、それぞれの実家に分けて送り、保管してもらいました。喪服も、それぞれの実家で保管。
子供が生まれてからのアルバムはシンガポールに持ってきましたが、夫婦2人の頃のアルバムは、納戸が広い夫の実家へ。
シンガポールに持ってきたものは
★家族3人の夏物衣料と靴・鞄
★子供のおもちゃ(大量)
★食器
★キッチン用品
★タオル
★カメラ・PC・データDISK等の電子機器
★家・税金・保険関係の書類
くらいでしょうか。
かさばる本などは、おもいきって処分と、楽天koboのデータのみ残し。
私のものは、本当に必要なもの以外、思い切って処分してきたのですが、出発直前まで前職の仕事に追われていた夫の荷物は厳選する時間がなく、とりあえずシンガポールに送ってから処分!…となってしまったので、不要なものをたくさん送ってしまったのは失敗でした。でもまあ、仕方なかったんですけど。
先に出発した夫は、航空会社に預けられる荷物が40キロまでだったので、スーツケース大型1つ、小型2つに、服と靴、鞄、日用品、食品等、当面の生活ができるものを入れて運び
私と息子は航空会社への預け荷物が合わせて60キロまでだったので、大型スーツケース2つ、小型1つ、ボストンバッグ1つ、ダンボール箱1つ分、船便が届くまでの数週間暮らす荷物を運びました。
その他の急用ではない残りの荷物をシンガポールに船便で送ることにしたわけですが。
色々調べたところ、大手引越業者よりも、お手頃な会社はいくつかあったようなのですが…
いかんせん、時間がない!
夫が出発してしまったあと、幼稚園が夏休み(終業式で退園)になってしまった息子と2人では、片付けが精一杯で、引越業者を厳選している余裕がなく
結局、荷出しの4日前にヤマトの海外引越センターに電話で見積もりを依頼。
電話の翌日に見積もりにきてくれて、その二日後の午後に集荷にきてくれたという早業で助かりました。
荷出しの4日後がマンションの引渡しだったので、本当にギリギリ。
(なぜそんなにギリギリだったかというと、マンションがそんなに早く売れると思っていなかったから。売り出して、あっという間に売買が成立したので、夫はその手続きで忙しく、引越まで手が回らなかったわけです。夫は先にシンガポールへ出発して、嫁に子供と引越を任せきりにしたわけではありません)
ヤマトでは、海外引越ベーシックプランを利用。
日本では、荷物を箱詰めして、輸出のための書類を作成してもらい、シンガポールでは運び込みのみで開梱はしないというプラン。、
大型家具を持ち込まないのであれば、大体このプランになるようです。
船便の料金は、36箱、約25万円でした。
もっと安くできる業者もあるでしょうが、日本でもシンガポールでもとても丁寧に荷物を扱ってくれたし、シンガポールでは現地の作業スタッフの他に、日本人の担当者が一緒に来て荷物の確認をしてくれたし
シンガポールのコンドミニアムでは、引越の時にマネジメントオフィスにデポジットを支払うのですが、我が家のコンドミニアムのデポジットS$2000(約16万円)をヤマトが事前に支払ってくれて、申請書も用意してくれたので、ヤマトにお願いして良かったです。
でも、シンガポールに到着して約3週間。その間に、こっちでの生活が始まってみると…
船便の荷物を開けてびっくり、なんでこんなもの持ってきたんだろう??というものだらけ。笑
厳選したつもりでも、裏地のついた服は暑くて着ないし、スコールに降られるので、革の靴やバッグは本当に要らない。軽いナイロンか合皮のバッグが理にかなっているし、靴なんて、基本ビーサンや気軽なサンダルでOK。
船便のうち、本当に必要だったものは半分くらい、もっとお安くできたな…という結果でした。
でも、住んでみないとわからないことだから、仕方ない!