ジャカルタは雨季に入ったようです
こんにちは加藤です。
ここ数日、朝から大雨が降り、今日も夕方から多めと今までカラッとしていたのがウソのように雨が増えてきました。ジャカルタは長い乾季を終え、ついに雨季に入ったようですね。
今回はインドネシアの気候の特徴とその影響、対策についてご紹介します!
インドネシアは四季ならぬ二季の国!
日本のような四季のある国は数少ないことは誰もがご存知かと思います。
インドネシアは気候で言えば常に夏なのですが、その中でも季節をさらに二つに分けることができます。上にも書いた乾季と雨季です。
大体ですが、5~10月が乾季、11~4月が雨季にあたります。その年によって前後もありますが、乾季は全くと言っていいほど雨が降らないのに対し、雨季は少ない時でも週3~4回は降ると思ってください。
そして今がどっちの季節なのかで生活も行動も全く変わるのがインドネシアの面白いところでもあります。
それぞれ乾季と雨季ではどれくらい生活が変わるのでしょうか?さっそく違いを見てみましょう!
乾季の場合
乾季は雨が降らず、平均気温が28~32度、湿度が60%前後と非常に暑いため、日中の外出は体力が奪われます。
仕事以外の用事がある場合は夕方からの行動が涼しくていいでしょう。
またほこりの量が尋常ではないため、車での移動以外はマスクの着用がオススメです!
また水道水は地下水をくみ上げて使うため、あまりにも雨が降らないと干ばつが起こるようです。実際に今年は例年より雨が降らず、その影響で水道が止まってしまった地域もありました。ある方は家の地下水をくみ上げる設備が使えなくなり、さらに深く掘るためにウン十万円もかかけなければならないと嘆いてました。
上記のような悪いこともありますが、基本的には乾季は喜ばれます。旅行や仕事において、晴れていて困ることはありませんからね!
雨季の場合
雨季には毎日のように雨が降ります。時間帯が決まっているため、それを避けることも可能です。
時間帯はだいたい午後以降が多く、スコールのように一気に降ってすぐに止む雨が多いです。
そのため、大事な用事や仕事は午前中から午後イチに集中させ、夕方は臨機応変に対応できるようにした方がいいでしょう。傘を差しても跳ね返る雨でずぶ濡れになる程で、傘はあまり意味がありません。それよりも雨宿りができる時間の余裕を持ちましょう。
ちなみに雨季は、平均気温は25度前後。
乾季より涼しいとはいえ、湿度が一気に上がるので不快指数MAXです。笑
また、1月~2月にかけては集中的に雨が降るため、ジャカルタの中心部でも洪水が発生することがあります。この水は下水が混じっている場合も多く、様々な病気のもとになるため、衛生面でも注意が必要です。
さらに雨の日にはネットが繋がりにくくなったり、電話線に繋いだWi-Fiが雷でショートすることもあるらしく、近くで雷が鳴った時には電化製品のコンセントを抜く人もいます。
さて、ここまで書くと雨季は最悪だと思うかもしれませんが、
悪いことばかりではなくいいこともありますよ!
雨季の方が嬉しいこと
インドネシア人の友達曰く、雨季は果物が美味しい時期だそうです。特に10月頃はマンゴーがおいしいとか。涼しい気温の中で果物を食べながらのんびり過ごすのも最高の贅沢ですね!
また仕事面ではお客様が自分の会社にいることが多いため、電話が繋がりやすかったり訪問のアポが取りやすかったりします。
何事もデメリットだけでなくそれをどう活かすかを考えなければいけませんね。
今回はインドネシアの雨季と乾季についてご紹介しました。晴耕雨読ではありませんが、こういった知識を持ってより良いインドネシアライフを送れるといいですね。
インドネシアでの転職なら就職以外の文化や風土にも詳しいIJTerminalにご相談ください!
Sampai jumpa! サンパイジュンパ!(ではまた!)ウェブサイト : http://www.ijterminal.com
Eメール : info@ijterminal.com
電話: (+62) 21-8086-8459
※ご質問の際には『インドネシアちゃんねるを見ました』とご明記ください。