通販広告で使用するフォントの決め方?
こんにちは。ダイレクト・ラボ 高山です。
今回で第3回目になりました。今回のテーマは
「通販広告で使用する文字の決め方」についてです。
デザイン制作の上で使用する文字を決めるのに大切なことは何なのか。
それは
「コピーの内容」をまず深く理解することです。
デザインする上で一般的に使いやすい文字と言うと
例えば以下のようなものがあります。
▶リュウミン(汎用性が高く様々な部分で使用可)
▶AI明朝(大きい見出しの時は太くして使用)
▶ゴシックMB(汎用性が高く様々な部分で使用可)
▶見出しゴシック(小見出し等で)
▶太ゴシック(小見出し等で)
▶中ゴシック(本文や注釈等で使用)
(一部紹介)
上記のような視認性があり、読みやすい文字がよく使用されていますが、そういったフォントの選定前にしなければならない大切なことがあります。
それが「コピーの内容」の確認です。
コピーの内容をきちんと理解せずにデザインしては、商品の特徴やメリットが文字情報としては落とし込まれているものの、効果的なデザインとして表現はされず、インパクトがあり、伝わる広告にはなりません。
通販では沢山のカテゴリーの商品が取り扱われます。化粧品や健康食品、医薬品、日用雑貨、宝飾品、家電など、様々な商品があり、それぞれ別の特徴・訴求を持っています。デザインを起こす前に、まずはコピーの内容をおさえ、商品のメリットや伝えたいことが何なのかをしっかりと理解し、「この商品なら文字は勢い良くなのか、丁寧になのか、このターゲット層ならどんな書体がマッチするのか」等、様々な仮説を立てながら文字を選定し、デザインしなければ伝わる広告にはなりません。
既成の書体で表現しづらいものであれば、文字をグラフィカルにデザインしたりもします。例えば商品が風邪予防のお茶であれば、「ヘックシュン」の文字に対して、くしゃみの速さをイメージした雰囲気に書体をアレンジしてみたり、温かい飲み物であれば、じんわりと熱が伝わってきそうな色合いに、湯気のようなモチーフを文字に足してみたりといった感じです。
このように内容やコピーをしっかりと理解してからデザインすることにより、文字とグラフィックがリンクし、インパクトのあるものになり、読み手に伝わっていくようになるのです。
通販広告で使用する文字の決め方のコツ、それはデザインする前にコピーの内容をしっかりと理解しておくことです。
レスポンス広告は、文字の一つ一つにも、きちんと意味を持って使用しています。そして内容を理解し、適切なフォントで作り込むことにより、完成度の高いクリエイティブに仕上がっていくと考えています。
次回は【レスポンスがでやすい広告の基本】について書いていきます。
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ダイレクト・ラボ高山
福岡の通販広告・通販コンサルティング専門の広告代理店/株式会社ダイレクト・ラボ
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