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みらい創り日記

徳之島で二毛作?!武蔵野大生が田植えに挑戦!!

2017.09.04 13:32

今日は、武蔵野大生と一緒に、田んぼ再生プロジェクトの目玉でもある田植えをしました!

おさらいですが、徳之島町の井之川には田んぼが一つだけあり、集落の方々が保存会を結成し、維持・管理されています。この田んぼの維持・拡大を目的に徳之島町と武蔵野大学が連携して田んぼ再生プロジェクトを立ち上げ活動しています。

学生さん達は、井之川集落に20日間滞在し、草刈りや田植えを体験します。並行して昨日の日記にも書いた映像製作も行っていて、忙しい日々を送っています。

この田んぼ再生プロジェクトを通して、集落の先輩方から稲作が盛んだった頃の様子を聞いたり、夏目踊りといった稲作文化からくる伝統芸能に触れ、多くのことを学んでいますよ。


通常の保存会の活動としては、春に田植えして夏に収穫するのですが、学生達が夏にしか来れないということで、夏に田植えを行う二毛作にチャレンジしています!

実は、猛暑で苗が枯れてしまうという事態に見舞われましたが、かろうじて残った苗で田植えを行うことができました。

7時に現地集合!映像製作で疲れ切った体にムチ打って、起きて学生さん達。頑張れ〜!!

まずは、保(たもつ)区長から田植えのやり方を習います。苗を左手でほぐして、3本くらいを右手でとって植えていきます。みなさん初めての田植えということで真剣ですね。

泥に入ることなんて東京の学生の日常には無い訳で、、、顔をこわばらせながら恐る恐る進み、持ち場につきます。

保区長と町田進さんが紐を張って、一直線上に苗を植えていきます。この体制が意外ときつい・・・、小さい悲鳴があちこちから(^ ^;)

今日は雲が多く暑さも和らいで絶好の田植え日和だったかも。

この田植えも映画のワンシーンとなるようです。

なんとか植え終わりました!

ちなみに上から見るとこんな感じです。

ジャングルとサトウキビ畑が広がってます。

昔この辺りは全て田んぼだったそうです。棚田もあったとか。

いつか島で棚田を作れたらいいなぁ・・・。

さ、休憩しましょう(^ ^)

パパイヤの漬物に黒糖菓子。差し入れご馳走様でした!

映画監督の小谷さんも田植えに参加。体当たりの指導?に学生達も学ぶことが多かったのでは。いい映画が撮れるといいですね(^ ^)

土屋先生(右)は学生のフォローだけでなく、集落の諸先輩方との交流・情報収集にいつも走り回っていらっしゃいます。頑張ってくださいー!

保 区長(左)、町田進さん(中央)、今回もご対応いただき、おぼらだれん!

トンボがたくさんいる田んぼ。よーく見るとヤゴの抜け殻。

気づいたら田植えしている学生達の後ろを蛇がニョロニョロ泳いでたり。

鳥が水中に頭を突っ込んで何か食べてたり。

生き物いっぱい、自然溢れる徳之島。なんだか癒されます。

学生達は7日に帰路につきます。この田んぼは保存会の皆さんと一緒に守らなければ。

11月予定の収穫が今から楽しみです(^ ^)