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えんとつ町のプペル光る絵本展in兵庫川西

【えんとつ町のプペル】SNSで始まった小さな勇気の物語

2017.09.04 23:26

今日は久しぶりの更新となってしまいましたが、書きたくて仕方ないことがあったので書かせてください!


そして、もしも読んで気に入ってくれた方がいれば、是非拡散してくれると嬉しく思います。



今やSNSのチカラには、もの凄いパワーが秘められていると思っています。それを目の当たりにしたお話でもあります。



ある少年が絵本「えんとつ町のプペル」の読書感想文を書きました。


『ぼくは、みんなと同じことをするのは得意じゃないです。』


とプペルやルビッチの気持ちに共感し、


『ぼくは、ぼくの夢に向かって勇気を持って強くなります。』


という決意で締めくくられる力強い読書感想文でした。



そして、ある青年がその直筆の読者感想文を写真に撮ってFacebookにアップしました。

たくさんの人に届いてほしい!と。


そして、ある女性がその読書感想文をシェアして紡ぎました。


すると、その読書感想文は、あっという間にFacebookやTwitterで拡散され(1,500人以上と聞きました)、ついに「えんとつ町のプペル」作者であるにしのあきひろ氏の目に留まり、「この夏一番の読書感想文」としてブログに取り上げられました。


そして、『強くなれよ』というメッセージが少年にも届きました。



この話は、ここで終わりません。


少年は、さらに「お礼の手紙」を書いてにしのさんに送りました。


『ぼくは「ぼうけん家」になるために強くなります!!

勇気がなくなったら、助けてください。』


私は、この文章にとても感動しました。


強くなる、けれども、助けてください、というこの気持ち。


私たちは、「人に弱さを見せることは強さではない」と考えてしまいがちですが、今の彼は心の赴くままに「強さ」とは何かが分かっているのです。



人が何かの決断に迫られて、「勇気」を振り絞る時、それは不安でいっぱいだけれども「自分の中」から湧き出てくるものです。


そして、その勇気の「源」は、過去に誰かからもらったモノや言葉や姿だったりするのだと思いました。


勇気を見失ってしまった人たちは多いけれど、少年はえんとつ町のプペルやにしのさんから勇気をもらいました。


きっと彼がこれから困難に立ち向かう時、このSNSで始まった事を思い出すことでしょう。



と、ここまで書いたところで、驚きの続報がありました!!


にしのさんは、一度は紹介し終わっていたにも関わらず、ベトナムでの講演会などのお仕事後に遊びに行ける時間を削って、すぐ少年(ひなた君)に「お返事」を書いたのです。


そこには、


『夢を追う人は、総じて『ゴミ人間』で、皆が捨てたモノをしつこく持ち続けている。

ひなた君も、プペルも、僕だってそう。』


と、少年のことをまるで物語に登場した人物のように、にしのさん自身のことと重ね合わせて語りかけて


『素敵な読書感想文をありがとう。

ひなた君が大人になったら、一緒に呑みに行こう。

その時、キミの素敵な冒険の話を聞かせてください。

僕も、僕の仲間も、そんな話が大好きなんだ。』


という素敵な約束をしたのでした。


少年はこの「お返事」を読んで、どう感じ、これからどうしていくのだろう?

10年以上先だけれども、二人がお酒を交わしている姿を見てみたいと思いました。


少年の小さな勇気の物語が、今始まったのです。



最後に、

私たち実行委員である「夢と星降る町づくり委員会」は、こんな勇気をくれる「えんとつ町のプペル」を光る絵本展として、にしのあきひろ氏の故郷である兵庫県川西市の由緒ある多田神社で行います。



是非、来年のスケジュールを空けて楽しみにしてお待ちください。