〈COLUMN〉‐eccomin 野口 智子さん‐に聞くAVRILの糸の使い方
どんな風にAVRILの糸を使っているのかを紹介していくコラムです。
色の組み合わせがかわいい eccomin 野口 智子さんの作品は、編み物初心者の方にも挑戦しやすく、編むことの楽しさを感じられるものばかり。
著書本の「手編みのちいさなバッグとポシェット」(誠文堂新光社刊)では、“とにかく簡単に!”をテーマに短い時間で編めて、色の組み合わせでかわいく遊ぶ作品がたくさん掲載されています。
メリヤス編だけで編んだミニトート。
蛍光色をちょこっと入れたり、ベースの糸にさし色の細い糸を組み合わせたり。
色もサイズも絶妙なバランスです!
【eccomin 野口 智子さんにお聞きしました】
‐AVRILの糸をどのように使っていますか?‐
『むかしから、シーチングの生成り色が大好きで、その色でバッグを作りたいなっと思ったときにAVRILさんで “コットンはしご” を見つけました。太い糸で軽いものが欲しかったので、これだ!っと思いました。』
コットンの糸をはしごのような幅広のテープにしています。
約4cm幅の超極太の糸ですが、とっても軽いんです。
編むと糸のままの状態とは変わります。
シンプルな形ながらも、コットンはしごの糸の表情がよく生かされたバッグです。
‐AVRILを知ったきっかけは何ですか?‐
『学生のころ友達と青春18切符で九州まで旅をしたときに、大阪にたまたま寄り道して、
そこで偶然入った百貨店でAVRILさんを見つけました。
ちょうど卒業制作をしている時期だったので、珍しい糸に興奮した記憶があります。』
‐eccomin 野口 智子さんからのお知らせ‐
『この冬はたくさんAVRILさんからキットを出していただいています!
みなさんの秋冬の編み物のおともになったらいいな っと思っています。』
eccomin 野口 智子さんがつくったキット
→WEB SHOPページ
11月21日(火)~ 27日(月) AVRIL pépin 京都一乗寺にて
野口さんの作品を実際に見て購入することができる、展示即売会が開催されます!
そして、25日(土)には野口さんをお招きしてのワークショップもありますよ。
“マルチカラーのミトンを編もう!ワークショップ”
ご予約受付中です!
くわしくはこちら
eccomin|エッコミン|
野口 智子 ニットデザイナー/作家
1980年神奈川県生まれ
文化服装学院 ニットデザイン科卒業。
在学中、Lineapiu(伊の紡績メーカー)主催のMaster Lineapiuに選出され2002
年より伊・フィレンツェに奨学金留学。
帰国後、ニットデザイナー、バイヤーをした後に2006年ハンドニットブランド
eccominをスタートし、コレクションの発表や編み物本や手芸糸メーカーへのデ
ザイン提供と製作もする。
2011年よりchocolate syrup one shoeというユニットを結成し、グループ展の企画・運営を始め、2015年11月、渋谷に手芸と作家もののお店 chocoshoeをオープンする。
https://www.facebook.com/eccomin-261243597281559
今回紹介した糸
コットンはしご
10gあたり 約4m ¥200+税
綿73%・レーヨン27%