本当は臆病な僕ら

 こんにちは！

相続アドバイザー みのしまです（＾－＾）ﾆｯｺﾘ

暑さのもどった函館

ボウリングはお好きですか。

僕のボウリングの腕前は平均スコア100前後と、なんともしょっぱいレベルですが、

極まれに2.3回連続でストライクがでることがあるんですね。

機械的に同じように転がせばちゃーんと4回目もストライクがでるはずなのに

キチンとそこはガターをだして平均スコアに落ち着いてしまいます。

頭ではストライクをだそうと思っても結果的にガターになる。

これはひとえに我々が持つ「無意識性」が関係しています。

人間の無意識領域は文字通り意識的に覗きこめるものではなく、決して本人の前に姿を見せません。

こちらからアクセスができないので、都合よくストライクをお願いすることはできない訳なんですが、

この無意識は「感情というフック」に非常にかかりやすい性質をもっています。

おそらく連続ストライクをだして次にレーンの前にたった僕は「おかしな緊張状態」に陥っていて、無意識はそれを居心地が悪いと判断したのでしょう。ガターをだして心の波をならそうと働きかけます。

この無意識はなにも概念的なものでもなんでもなく、学問上「恒常性維持機能」という立派な能力なんですって。

たとえば体温。

常に人間が36度前後を維持できているのは、この恒常性維持機能があるから。

「恒常性」とあるように、生き物は変化に対して過剰に反応し、平均を維持しようとします。

走り慣れた道路はへっちゃらでも少し遠出をして知らないところへいくと、途端に運転が不安になる。ドライバーにとってはあるあるだと思います。

生命維持のための必要なこの恒常性維持機能ですが、

それは、人間の成長や、悪い習慣からの脱却のときにも働いてしまう、なんとも厄介な一面もあります。

自己啓発本などを読んで一時的に心が情熱の炎で燃え盛っても、無意識は

「火事だ！大変だ！」

と騒ぎたて、すぐに消火器で鎮火してしまいます。

なんとも臆病で可愛い奴です。

ちなみに自らの意志を顕在意識

無意識領域を潜在意識と呼ぶそうで

顕在意識は絶対に潜在意識には勝てないそうです。

レベルの差でいったら

どらえもんのいないのび太と、ジャイアンみたいなものです。

意識的にいくら

「禁煙しよう！」

「節約しよう！」

「起業して成功しよう！」

と心に誓ったところで、潜在意識の承認がなければそれらの願望は簡単に吹き消されてしまいます。

では自分の意思だけで現状をかえることはできないのでしょうか。

・・・

うん。できないんじゃないんですか。

よく潜在意識を謳った本とかに書いてあるのが、「潜在意識を振り向かせる10の方法！」

とか「ポジティブな解釈ですべてはうまくいく！」とかありますが、

よくよく考えると

潜在意識も顕在意識も

ひっくるめて自分なのです。

火事に慌てふためき消火器を振り回すのも

ジャイアンに怯え、泣きっ面に鼻水まみれになるのも

全て偽らざる自分であります。

そんな臆病者を

最近は愛でることができるようになってきました。

流れるままでいいじゃないですか。

ああ

大昔にお釈迦様がそのような事をおっしゃっていたとかいないとか・・・

色即是空

南無ぅぅぅ

ではでは

みのしまでした（・∀・）ﾆｯｺﾘ

-----告知-----

10/9(月)　9：00～16：30

サン・リフレ函館にて　無料相談会　を開催します（＾－＾）

　事前予約制　でお一人様1時間を予定しております

お気軽にお電話ください～

TEL　0138-47-2557　又は　090-5989-0437

公式ホームページもよかったら覗いてみてください～