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MAZDA3 ファストバック買った話「検討編」

2022.04.06 22:31

突然だが2020年度の「ワールド・カーオブザイヤー」のデザイン部門受賞車は皆さんご存知だろうか

2位のポルシェ「タイカン」を抑えて1位に輝いたのは意外にも日本車である



その車種とはマツダの

「MAZDA3 ファストバッグ」である

買った話というか、納車した話


「検討編」「納車編」の2部構成となる

車両レビューの前に少し前置きを書きたい


⚠︎購入経緯とか検討車両とか書くので不要な方は適当に飛ばしてください


前書き

時に2022年元旦、私は撮影スタジオスタッフとして3年勤めた会社を退職し、晴れてフリーランスのカメラマンとして活動を始めた


フリーランスカメラマンに必要なアイテムは色々とある

カメラ一式やストロボ、ライトスタンドやライトアクセサリー、レタッチ等のPC、カラーマネジメントが可能なモニターやプリンターなどなど

総額で言えば数百万円は下らないだろう


そしてもう一個、必要なアイテムがある

「車」である


これはどんな撮影をメインの生業にしているかによって必要か否か異なるだろうが、取材撮影やスタジオポートレート、企業PV、記録写真など幅広く手を広げつつある筆者にとっては必須と言っても過言ではないアイテムである


しかしながら、筆者はスタジオマンを卒業して間もない身分、金銭的に買える車にも限度はあるが、積載力や多少の高級感や多少のスポーツ性能も欲しいところ


そんな中で、まずは車選びから始まった



検討車両

車選びの条件


とりあえず条件を纏めたので箇条書きにする


必須条件、機能

・乗り出し300万円ぐらい

・荷室長が後席倒して1500mmぐらい

・古くても3年落ちまで

・ACC(前方車追従機能)

・ある程度スポーティな乗り味

・ある程度の高級感


貯金残高と相談した結果車両は250万円ぐらいなら現金一括で購入できる、それ以上はローン、

仕事で使うのだからラゲッジスペースは広いに越した事はない、

前職でしばしば乗っていた車両がNISSAN「セレナ」とMercedes「E200d ワゴン」でどちらもACC搭載車だった、お陰様で私はACCが無くては運転中に疲労で死ぬ体になってしまったので今回もACCは必須


そしてここからはあれば嬉しい装備

・360°カメラ

・レザーシート

・Wエアコン

・Apple CarPlay

・ACCに加えてステアリングアシスト


まあこの辺りは装備されていれば加点ポイントぐらいの認識で良いだろう、

都内の細い道や小さい駐車場等の事情を考えると360°カメラは欲しいところ、ACCも高速道路等の利用が多いので有れば非常に嬉しい



以上の条件から色々と調べた結果下記の候補が上がった


・BMW 1シリーズ

・MAZDA MAZDA3 ファストバック

・MINI クラブマン

・Audi A3スポーツバック

・TOYOTA カローラツーリング



まあ皆んな考えることは大体一緒

様々な比較記事が出てきたので大変参考になった


どの車も大体前述の条件に沿う車となっている

筆者が最終的に選んだのは


MAZDA3 ファストバック 


決め手は、

1番に見た目の良さ、次点で内装の質感、そして価格と言った感じ


結果的に筆者はバイクも車も見た目で選んだのだ

Husqvarna Vitpilen401 納車した話



さて問題は、MAZDA3グレード多すぎ問題

そう、MAZDA3はグレードがめちゃくちゃ多いのだ


まずエンジンは4タイプ

・1.5ℓスカイアクティブ-G

ガソリンエンジン

排気量:1496cc

使用燃料:レギュラーガソリン

WLTC燃費:16.6km/l

重量:1340kg

馬力:111hp

トルク:14.9kgf・m


・2.0ℓスカイアクティブ-G

ガソリンエンジン

排気量:1997cc

使用燃料:レギュラーガソリン

WLTC燃費:15.6km/l

重量:1360kg

馬力:156hp

トルク:20.3kgf・m


・1.8ℓスカイアクティブ-D

ディーゼルエンジン

排気量:1756cc

使用燃料:軽油

WLTC燃費:19.8km/l

重量:1410kg

馬力:130hp

トルク:27.5kgf・m


・2.0ℓ スカイアクティブX

次世代エンジン

排気量:1997cc

使用燃料:ハイオクガソリン

WLTC燃費:17.4kg/l

重量:1450kg

馬力:190hp

トルク:24.5kgf・m



そしてエンジン毎に多種多様なグレードが展開されており、


1.5ℓ ガソリン

・15S

・15S ツーリング

・15S Black Torn Edition


2.0ℓ ガソリン

・20S プロアクティブ

・20S Black Torn Edition

・20S プロアクティブ ツーリング

・20S Lパッケージ

・20S バーガンディセレクション


1.8ℓ ディーゼル

・20S プロアクティブ

・20S Black Torn Edition

・20S プロアクティブ ツーリング

・20S Lパッケージ

・20S バーガンディセレクション


2.0ℓ ハイブリッド

・X スマートエディション

・X Black Torn Edition

・X Lパッケージ

・X バーガンディセレクション


上記のグレードはそれぞれ値段順になっている



グレード毎の装備の違いは、こちらをご覧いただきたい

ガソリン車の場合は下記のようになる

自分で表を作っててめちゃくちゃ見づらい事に途中で気付いたが、もう面倒くさいのでそのまま掲載する、すまんかった

図下部の青い欄はオプション選択可能装備


上記表から注意点を読み解くなら、

・オプションのBOSEサウンドが欲しければプロアクティブ以上

・18インチタイヤ、オートエアコン、キーレスエントリーが欲しければプロアクティブ以上

・360°モニターは全車オプション設定


個人的にはLパケとバーガンディセレクションの差が少ないのは意外だった、最上位グレードならもう少し他のグレードと差別化を図れば良いのに、と思った

プロアクティブツーリングとLパケの差も少ない様に感じる、プロアクティブツーリングより上位グレードのはずのLパケにはDVDや地デジワンセグが装備されていない、

そして外装のみ関しては最下位グレードと最上位グレードでタイヤサイズとヘッドライトぐらいしか差がないのも意外だった

また上記の表では「スマートエディション」が入っていないが、基本的には2.0ℓハイブリッドの15S装備版ぐらいの認識でOK



そして全車種カラーリングは有償色も含めて計8色から選択可能


選考順序を書くと、

①価格から2.0ℓ or 1.5ℓのガソリンまで絞り、

②走行性能から「2.0ℓガソリン」を選択

③BOSE、ステアリングスイッチ、シートヒーター等のオプションを選択したかったので「プロアクティブツーリング」を選択

④色は兼ねてより気に入っていた「ポリグレーメタリック」を選択


という訳で購入車両は

MAZDA3 ファストバッグ AT 2WD

プロアクティブツーリング

となった

加えてオプションで

・360°カメラ

・BOSEサウンドシステム

を選択した

価格は車両価格のみで280万円ほど

乗り出しで300万円は超えてくるか...?と言ったところ


決めたら即行動

ディーラーへ行ってカウンターで「車下さい」って言ったら受付の女性にちょっと笑われた

最近のMAZDAディーラーは高級感漂う

筆者の知るMAZDAといえば白看板に青文字で「関東マツダ」と書かれた店舗なので、大幅なイメージチェンジを行ったのだろう


さてディーラーではスタッフの方に一通りの説明を受けて見積もりをもらう事に

↑Leica M10

HELIAR Classic 50mm f1.5

ディーラーオプションを適当に設定していたら

最初の見積もりはコミコミで360万円ほど

そこから色々頑張っていただいて320万円ぐらいになった

そして待つこと3ヶ月ほど、

4月8日に無事納車された


興奮気味に撮影機材を車に積み込み、買った車両の撮影をしに出かけた


次回

MAZDA3 ファストバッグ 納車した話