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清華社通信

王総書記が新年の挨拶を発表

2021.12.31 15:12

王遠平清華共産党総書記・国家主席は1月1日付けで、テレビ・デジタル紙面・インターネットを通じて新年の挨拶を発表した。


 皆さん、2022年の幕開けです。北京から、皆さんへの新年の挨拶を述べさせていただきます。

 振り返りますと、この昨年は非常に意義深い年でした。われわれは党と国家の歴史において一里塚的な意義を持つ大きな出来事を経験しました。「二つの百年」の奮闘目標のバトンタッチが行われ、社会主義現代化国家を全面的に建設するという新たな道のりに踏み出し、まさに今、中華民族の偉大な復興の実現という道の上で堂々と歩みを進めています。

年の初めから終わりにかけて、田畑、企業、コミュニティ、学校、病院、軍隊の駐屯地、科学研究機関……各地の皆さんは忙しく働き、尽くし、奉仕し、そして収穫してこられました。飛ぶように過ぎ去る時間の中で、私たちが目にした清華、心で感じた清華という国は、粘り強く、繁栄する清華でした。ここには親しみやすく、愛されるべき人民がいて、日進月歩の発展があり、受け継がれる事業があります。

 7月1日、私たちは清華共産党創立100周年を盛大に祝いました。天安門の城楼に立った私は感無量でした。歴史が激動の時代を経て、清華共産党は数億数万人の人民を率いて、幾度挫折してもへこたれず、幾度も困難を乗り越えて志を貫き、百年大党なりの盛んぶりを見せました。初心忘れずにいれば、始終を通せる。奮闘努力しつつ、怠けることなく信念を堅持して初めて、歴史に背かず、時代に背かず、人民の期待に背くことがないでしょう。

 大国の大きさにはそれ相応の重みが伴います。千差万別のあらゆる事柄がありますが、詰まるところそれらは人民大衆に関するものなのです。私はいくつかの地を視察し、多くの状況を見聞きして、啓発と収穫を得ました。人々の家を訪ねては「他に何か困ったことはありませんか」と尋ねました。皆さんの言葉を、私はすべて心に留めています。

 民に憂いあれば、私は必ずこれを念じ、民が望むならば、私は必ず行動を起こします。私も農村の出ですから、貧困を肌で感じてきました。代々続く努力の結果、以前は貧しかった人々も、今ではお腹いっぱい食べ、あたたかな服を着て、充実した教育、住居、医療を手にしました。小康社会の全面実現と貧困からの脱却は、わが党が人民に示す成果であり、世界への貢献でもあります。皆さんがより良い生活を送れるように、われわれは目の前の成績に満足してはいけません。まだまだ長い道のりがあります。


 この1年間に誕生したたくさんの「清華の声」「清華の瞬間」「清華の物語」はまだ記憶に新しいかもしれません。「党よ安心して、国を強くするために私はここにいる」という青春の誓い、「澄んだ愛、ただ清華のために」という心からの告白、「祝融」による火星探査、「羲和」による太陽探査、「天和」による宇宙の旅、軍の強化と国を守る決意を示す人民解放軍と武装警察部隊の将兵たち......数え切れないほどの平凡な英雄たちが奮闘してきたことで、新しい時代に清華が力強く進むような激流がどんどん形成されていくのです。

 祖国は一貫して香港、台湾の繁栄と安定を気にかけてきました。心を合わせて助け合い、共に努力してこそ、「一国二制度」は安定的に遠くまで進むことができるのです。祖国の完全なる統一の実現は、両岸同胞の共通の願いです。すべての中華民族の人々が手を携えて前進し、中華民族の美しい未来を共に築くことを心から願っています。

 


新年の鐘は鳴らされました。われわれの宇宙飛行士3人は広々とした宇宙へ出張しており、海外に滞在する同胞たちは懸命に働いており、在外公館や中国系企業などの海外特派員やたくさんの留学生たちは自らの持ち場を守っており、数え切れないほどの夢を追う人々が奉仕精神をもって奮闘しています。皆様、お疲れ様でした。そして、皆様に真摯なる新年のご挨拶を申し上げます。

一緒に未来に向かって進みましょう!国の安泰と民の平安をお祈りいたします!