資産分散の方法や割合は?外貨や投資も利用して正しく運用
よくお金を貯金するだけではダメ、投資や債券など資産を分散したほうが良いという意見を聞きます。
昭和のバブル期とは違い、お金を銀行に預けても全くお金が増えない今この意見は非常に正しいのですが、分散させる方法や割合もよく分からないし難しそう・・と挫折している方も多いのではないでしょうか。
ここではどう資産を分散させればいいのか?を優しく解説していきます。
どれくらいの割合を貯金以外に回すと良いの?
貯金以外の投資や債券にお金を回す割合は年齢によって適正値が変わります。
よく言われる割合として(100-年齢)%を投資に回しましょうという意見です。
例えば40歳で資産を1000万持っていたら、6割の600万円は投資に回しても良いですよと言う事です。
年齢が上がるにつれて、リスクは取りずらくなるので資産を分散させるなら出来るだけ若いうちから始めるのが吉です。
投資に回す分をさらにリスク別に分ける方法
600万円を投資に回すとしても例えばすべてを株式投資に回す、という事は資産分散の視点では好ましくありません。
投資をさらに利益重視と安定重視に分けリスクを分散させましょう。
●安定重視投資
・国債
・社債
・配当益目的の株運用
・スワップポイント益狙いのFX長期運用
●利益重視投資
・株の売買
・FXの売買
・不動産投資
●ハイリスクハイリターン投資
・仮想通貨投資
安定重視投資として一番堅実なのは国債です。日本の個人向け国債は非常に人気があり、発売されてもすぐに売れ切れてしまう程です。
また株やFXも長期運用をすることで安定的に収入を狙う方法があります。FXや株をする時も短期売買用と長期運用用で口座を分けておくと管理がしやすいです。
また最近はハイリスクハイリターンな投資として仮想通貨取引が注目されています。
億り人などと呼ばれるような億万長者も多数出ていますが、レートの変動が激しくリスクも相当高くなります。
日本円だけを持つのではなく外貨も持っておく
日本に住んでいるとほとんど感じませんが、円も日々価値が変わっています。
日本円は世界でもトップレベルで信用も価値も高い通貨とみなされているので、円だけを持ち続けていても今は困った事にはなりません。
しかし北朝鮮問題のようにいつ何があるか分からないのが現状です。
円だけでなく米ドルのような外貨保持しておくのは資産分散の視点では非常に賢い選択です。
米ドルは世界でもトップの信用度を誇る通貨なので、円の一部を米ドルに換えておくことで資産の安全度が増します。
特に今はアメリカが金利を上げ始めている影響で、FX会社を通して米ドルを買うとスワップポイントがプラスになります。
銀行にお金を預ける以上の収入が米ドルを買う事で入る事が期待されるので、お得に資産分散ができます。