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奄美な生活

忘年会(12月中旬)

2017.09.08 03:44

 奄美らしさを感じる行事に忘年会がある。確かに忘年会はどこにでもあるものだ。職場であったり,親しい友人の間であったり,趣味の合う人たちの間で行われている。しかし,集落単位で行われるのはなかなかないのでは。

 集落単位といっても,壮年団・青年団・婦人会それぞれで行われている。各団とも1年間様々な行事お疲れ様でした,ということで名瀬の歓楽街である屋仁川に出てきてねぎらうのである。各集落や各職場,あるいは同好会なんかでそれぞれ忘年会が行われるのだから12月の週末の屋仁川は大変にぎやかである。普段,屋仁川で飲むときでも歩いているとバッタリ知り合いと出会ったりするのだが,この時は路上でもお店でも知り合いによく出会う。島は狭いな,と感じる時だ。

 忘年会に限らず屋仁川で飲むときは,おとなしく1次会で帰る人もいるが,気の合った人と連れだって2次会,3次会とハシゴする人も多い。みなさんお酒強いし,せっかく屋仁川まで出てきたのだからという訳で朝まで飲む人もけっこういる。さすがに私はそこまでつき合うことはなかったが,かといってその日のうちに帰り着いたこともほとんどない。当然ながら,いつも次の日は二日酔いで大変である。