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髙橋ファーム

多様な子孫を…

2017.09.10 00:51

自分の花粉を自分の雌しべにつけて種子を

作っても、自分と同じような性質の子孫

しか残せません。もし、何らかの弱点が

あったとしたら、自分のすべての子孫に

その弱点が受け継がれてしまいます。

時によっては、その弱点の原因で、自分の

子孫が全滅してしまう可能性もあります。


自分とは違う性質を持つ個体と花粉を

交換して交雑すれば、さまざまな特徴を

持った子孫を作ることができます。


ひとつの花の中に雄しべと雌しべがあると、

自分の花粉で受精してしまう危険性が

あります。その為植物は、自分の花粉では

受精しないような仕組みを持ってます


植物の花は、雄しべよりも雌しべの方が

長いものが多くあります。雄しべの方が

長いと、雄しべから花粉が落ちてきて

しまいます。なので、雌しべの方を長く

してるそうです。


また、雄しべと雌しべが熟す時期がずれて

るものがあります。雄しべが先に熟せば、

受精能力のない雌しべについても種子は

できません。


更に、自分の花粉が雌しべについても、

雌しべの先の物質が花粉を攻撃して、

花粉の発芽するのを妨げたりするものも

あります。


キウィフルーツは、このような自殖を防ぐ

ために、最初から、オスの木とメスの木とを

分けています。


写真は、現在のキウィフルーツの様子です。

実は一人前の様ですが、収穫は11月すぎ

です。