初日
2017.09.08 13:41
ドキドキしながら、扉を開いてみる。
室内は、いきなり目の前に長テーブルがあり、何名かが開錠の練習していた。
驚きと同時に、なんとなくユル~い感じでホッした。そこにいた方々は全体的に若い雰囲気。あとの会話で分かったのだが、そこに就職した新入社員の方々であった。技術研修なのだろう。
私は、多少の注意点を聞き、書類に記入して、授業料を支払う。この間どのくらいだろうか?30分程度だったと思う。
事務的な時間が終わると早速、実技に入る。
ピンシリンダー錠の開錠。
所謂、ピッキングですよね。
ロッカーについているアレや、南京錠です。
そう、日常的によく見るヤツです。
構造の説明があって、とにかく「やってみましょう!」てな具合に、いきなり道具と鍵のかかった錠を渡されて、やってみる。
最初はなかなか上手にできない。
そんあ簡単にできたら、養成学校なんていらないですもんね。
新品でも個体差があるのに、古い物だとさらに個性的なクセの錠になっていることもあるらしい。実際、10個くらいある同じ型の錠は、すべて全く違う感触であった。ほぼほぼ開錠できたが、いくつかはかなり手こずった。
鍵って、ある一定の条件下で、すんなり開くはずなんですよね。だから、力任せに捻ったり引っ掻いたりしたらダメなんです...多分。そんなことを思って向き合うと、それまでよりは楽に開けれるようになりました。
楽しい。
まずまずの初日^ ^