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クロネコのクロとボク

クロネコのクロと青い花瓶0909

2017.09.08 21:50

 ボクは、いつもこうやって、ガラス細工屋のおじさんが昔、世界中を旅をした時の話に展開する時が、すごくワクワクさせられる。


 つくることをテーマに意見を言い合うだけでなく、一方的に話を聞く。どちらも刺激になるんだ。


 今日はまだ、ボクはここへ来て、バラを買ったことぐらいしか話をしていない。でも話は進む。そして、勝手にバラの棘のようなものでボクの脳は刺激される。


「郊外にある公園で一人のおじいさんが花壇で花の写真を撮影しておった。ワシがカメラのレンズが向いている方を見ると、それがバラだったんじゃ。まあ綺麗なバラだった。もう一度言うが、ドイツへ行ったのは寒い季節。ポイントはそこ。ワシが片言のドイツ語で聞くと教えてくれたよ。冬に咲く・・・、あっ、なんて言ったっけな、シヤ・・・・、シュ・・・、シュラ、シユル・・・。シュレ・・・?シュレールバルク。そうシュレールバルクじゃ。冬に咲くシュレールバルクという名前のバラだということを教えてくれた。それがな、なんでも冬は虫が少ないことから、夏よりも綺麗に咲きやすいんじゃと。はい、これが二つ目のポイント。」 


 そこまで話すと、ガラス細工屋のおじさんは、勝手に「どうだ、面白いだろ」という顔でボク見た。