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Oimachi Act./おい街アクト

ストーンズと俺たち⑦ 初期のストーンズであってこそのローリング・ストーンズだ

2022.01.07 03:00

ローリング・ストーンズは、リーダーがブライアン・ジョーンズで結成された。

 

ブライアン・ジョーンズはIQが135。約20種類の楽器をこなした。

 

どんな楽器をも、いとも簡単に弾きこなせたという才能の持ち主であった。

 

で、リード・ギターはキース・リチャードが担当した。ベースはビル・ワイマン。ドラムはチャーリー・ワッツ、ヴォーカルはリードでミック・ジャガー。

 

初期のストーンズはR&Bを骨頂ととした。

 

その頃はサイド・ヴォーカルでブライアン・ジョーンズも唄っている。

「イッツ・オール・オーバー・ナウ」では、ブライアンが果敢にギター(リズム)を手に、コーラスを入れる。

 

初期のストーンズは黒人のブルースを演っていたから、圧倒的に男性ファンが多かった。

 

僕はビートルズ以上に、ストーンズが好きで、「テル・ミー」「ハート・オブ・ストーンズ」「ラスト・タイム」あたりでは、ビートルズ離れをしていた。

 

バラバラっぽい演奏。個人プレーに徹していたし、コーラスのハモリも荒々しい。

収まりのつかない無理なサウンドが、ライヴらしくて、とても好きだった。

 

ドン臭いユニフォームがない。これもストーンズらしさの魅力だった。

 

キース・リチャードのギターは味があったし、チャーリー・ワッツのドラムもアフター・ビートで好きだった。

ビル・ワイマンのベースは対位法で、エレキ・ベースを建てて弾く。この異色なポーズと、その対位法のやわらかいベースの音が、ストーンズの魅力でもあると感じていた。

 

ブライアン・ジョーンズはリーダーではあるが表に出てこない。しかしセンスが良い。

ファッションにしろ、メンバー中、一番のオシャレ。

 

10代の僕にとってストーンズでカッコいいのはキース・リチャード、ブライアン・ジョーンズがいたからだ。

 

ミック・ジャガーは白人のブルース・シンガーとして、「サティスファクション」あたりから評価が上がっている。

 

白人の最高のブルース・シンガーに選ばれたりはしたが、もっと上手いシンガー(白人)はいると思った。

 

ブライアン・ジョーンズは作曲を表だってはしていない。

 

シタールに魅せられたり、マリンバなどの民族音楽に傾倒していったあたり、コマーシャル・リズムな音楽とは縁を切りたかった思いがあったのだろう。

 

同時に自分がいないストーンズでも売れるようになった。が、売れる為の音楽(ロックン・ロール)は好まなかったのが、ブライアン・ジョーンズ。

 

「ルビー・チューズデイ」のフルートはブライアン・ジョーンズが聞かせてくれる。

 

不可解で才能があるカリスマ男。それがブライアン・ジョーンズ。

 

結果とは結末。ブライアン・ジョーンズがメンバーから遠のいていくことは、ストーンズが永く活躍できた、という結果をもたらす。

 

ブライアン脱退後、ストーンズのサウンドは変わった。。

ミック・ジャガーの一人舞台として、彼は永遠にピエロを演じていく。、

 

キース・リチャードはマイ・ペースな性格なようで、自分のことを「俺はギターが下手!!」と言ってのける。

これがキース・リチャードの人間的な魅力なのだろう。

要するに「好きなだけだよ」という開き直りの生き様がキースの魅力だ。

バーズをかき乱したグラム・パーソンズを惹きつけるほどの魅力があったのだから。

 

白人のR&Bがあったからこそ。黒人のR&Bも売れるようになった。

 

そしてブルースに影響を受け、その後、素晴らしいミュージシャンが活躍することになった。

 

27才でプールに死体があがった。

 

どうやら他殺説が確かなようだ。

 

彼の死の前に、キース・リチャードとミック・ジャガーが、リーダーのブライアンに解雇通知を出す。

 

これも他殺の何かしらの引き金になったことは間違いない。

 

27才の若さ。

ブライアン・ジョーンズらしい死に様だ。

 

このニュースが流れた時。

 

様々な憶測が流れた。

 

ビートルズの他殺説。ストーンズの他殺説。

 

ブライアン・ジョーンズがビートルズやストーンズの隠し事をバラス恐れがあるので、「ヤッタ!!」という噂は先行した。

 

ブライアン・ジョーンズは、そんなことを言い散らす男ではないと思った。

 

悪徳マネージャーが当時、最もアヤしかったが。

 

何はとてもあれ、終わった過去の話だ。

 

映画「ブライアン・ジョーンズ/ストーンズから消えた男」

 

このブライアン・ジョーンズは"悪タレ"として描きすぎている。

彼はスキャンダラスなミュージシャンであったが。

天才的なミュージシャンだ。

もっと描き方があったろうに。