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お城つくってみた! 難攻不落の城

小山城つくってみた!⑥

2017.09.09 03:46

 8月中旬から作成していた小山城が完成しました。


 三方が沼に囲まれた崖で、戦闘正面となる西側の平地が堀などで幾重にも守られる構造が表現できました。

  武田氏の小山城は諏訪原城落城後、高天神城への補給路とし重要性が高まったが、1581年に徳川家康の攻撃により高天神城の岡部信元が討ち死にし高天神城が落城すると、小山城が徳川氏の侵攻から駿河を守る武田氏の最前線となった。城主の大熊備前守朝秀は比較的小規模な小山城でよく防いだが、1582年の織田信長の甲州征伐による徳川家康の侵攻により、城に火を放ち甲斐へと逃れた。この後、大熊朝秀は、天目山の戦いで武田勝頼と運命を共にし戦死しました。

 作っていても、他に比べ小さな城だと感じ、よく大熊朝秀はよく防いだなと感心すると共に、戦闘正面が諏訪原城に比べ小さいこの城の特性もあるのかなと感じました。

 三方堅固の城は、諏訪原城、大島城(現在の長野県  いつかこのお城も作りたい)、古宮城(現在の愛知県  作成済)、小山城といくつかありますが武田氏の滅亡前に実際の戦闘で落城したのは諏訪原城くらいで、ほとんど敵の来襲前に撤退しています。なかなか後詰めが期待できなければ実際には命をかけて籠城できないということでしょうか。