私がこのブログを書いている理由
私は熱心なモルモン教徒でした。
ある日、モルモン教会に対してものすごく怒っている人たちの存在を知ります。
そして彼らが、教会に苦しめられた人たちだ、と知ります。
この人たちを救いたい、その為に、教会が素直に過ちを認め、謝るしか道はない。
そう思った私は、12使徒とモンソン大管長たちに手紙を書き、公に謝っていただけないか、と頼みました。しかし答えは、「NO」 でした。
教会が過ちを犯したことは認めるが、一度頭に手を置いて任務に就かした人が何をしようと、教会はその責任を取らない、というのです。
これに納得できず、大きなショックを受けた私はモルモン教会を去る決意をします。
しかし、父親に正直に話したところ、ものすごいけんまくで怒鳴られ、
「お前はサタンの影響を受けているんだ!」と、
迫害を受けました。教会の神権者たちに助けを求めましたが、誰も助けてくれないどころか、
私が悪い、と言われ、そして、怖くて、怖くて、最後は “死にたい”と思うようになりました。
そこで、「あなたは全く悪くありませんよ、警察に通報しましょう。」
と言ってもらい、生きる道を見出しました。
もう、死ななくていいんだ!!
「一体なんの為に私は死のうと思っていたのか?」あまりにも理不尽な目に遭った私は、モルモン教会の過去を調べ始めます。
そして、驚くべき真実を知りました。それは、モルモン教会がその始まりから、国や非モルモン、そしてお互いにもウソをつき合い、更に人種差別や虐殺など、様々な悪事を犯してきたということです。
わそして教祖ジョセフ・スミスは、妻のエマに内緒で次々と嫌がる女性たちを脅して自分の妻とし、その数人と肉体関係も持った、という事実です!
それでも、ジョセフ・スミスを悪い者扱いすることに抵抗を覚え、そんなことしたらバチが当たるのではないかと、恐れていました。
始めは信じられなかったのですが、2013年に、教会がジョセフ・スミスの多妻婚の事実と、やっていたのにやっていないとウソをついたこと、他にもたくさんのことを認める文章を幾つも発表し、自分の調べてきたことが本当だったことを知ることになりました。
これについてもっと早く知っていれば、父親に脅された時、自信を持って自分の意見を弁護出来たのに!
又、子供を無理やり教会へ連れて行かずに済んだのに!と、悔やまれて仕方がありません。
と言うのも、我が家の子供たちは、生まれた時から無神論者で、モルモン教会が大嫌いだったというのです。
でも、お母さんがあまりにも熱心で、行きたくないとは言い出せなかった、と言われました。大人になったら行くのをやめよう、と決めていたそうです。本当にかわいそうなことをしました。
私のように苦しんでいる人を救いたい。
行きたくないのに、親に行かされているモルモンの子供たちを救いたい。
モルモン教会に行かなくても幸せになれると教えてあげたい、
それがこのブログを書き始めた理由です。