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「宇田川源流」【土曜日のエロ】 女装した男性が女湯に入るという「わいせつ事件」とコロナウイルスとジェンダーフリー

2022.01.07 22:00

「宇田川源流」【土曜日のエロ】 女装した男性が女湯に入るという「わいせつ事件」とコロナウイルスとジェンダーフリー


 今年も土曜日は「土曜日のエロ」を書いていきたいと思っている。今までは「お届けしている」というような書き方をして来ていたが、この「土曜日のエロ」に関しては、皆さんにお届けしているというよりも、どちらかというと私が私個人のために、私が書きたいように書いているということから、なんとなく、自分の娯楽になりつつあるというような感じがある。

 実際に、この土曜日のエロを書き始めたのは、私がブログを書き始めた2008年当初である。この時に、アメリカのニュースで「ホワイトハウス関係者や上院議員を相手にした売春組織があり、その売春組織の女の中から、極秘情報が漏洩した」という、まあ、現在で言えば完全にハニートラップの状態になった話があり、そのことを記事にしたのがきっかけである。実際に、権力に関する人々は、権力そのものということだけではなく、そこにほかの欲までくっつけて考えることが少なくない。自己顕示欲に金銭欲、当然に、出世欲に性欲まで多くの「欲」言い換えれば「煩悩」がくっついて話が出来上がることになり、その煩悩に付け入る人が、日本だけではなく、世界各国にいるのであるからなかなか面白いということになるのである。このような「エロと政治権力」ということで書いたら面白いのではないかと思ったのであるが、政治ばかりであると暴露話になってしまうので、そうではなく、普通のエロの話も入れて、報道されているものの中から、その話を解説するという方式に変えたのがはじめであったと思う。

 毎週土曜日にしたのは、昔は日曜日は完全にブログもなく、メルマガの記事をそのまま出していたので、まあ、エロを土日で楽しむというような方法になっていたのであるが、さすがに十数年経つと、様々なものが変わることになり、ブログもかなり変わってきたのであるが、それでもずっと続いているのがこの「土曜日のエロ」なのである。

 なかなか面白いうというか、まあ人間の行うニュースの中でエロのネタは尽きないものであると、自分でも感心してしまうのである。

 さて、本日は「女湯に入りたい男性」の話である。

女装した男性による犯行が続出! 2021年に発生した女湯侵入事件

 日本人に長年親しまれている銭湯。2000年代に入ると、大型店舗に風呂・食事・マッサージなどの施設を揃えた「スーパー銭湯」が流行し、広がりを見せた。

 そんな銭湯だが、昭和の時代から女風呂を覗きたいと考える男が出現。2021年にも現れた。

 今年1月には、広島県福山市の入浴施設で、かつらをつけて化粧をするなどして女装した36歳の県立高校男性教師が女湯に入ろうしたとして、建造物侵入の疑いで逮捕された。取り調べに対して、男は「申し訳ないことをした」などと容疑を認めている。

 4月には、宮崎県宮崎市のホテルに設置された公衆浴場で、59歳の男が女性用の服とパンツを着用して女湯に入り、そのまま浴槽に浸かった。その様子を見た女性客が通報し、警察官が建造物侵入の疑いで逮捕した。取り調べに対し、「女性客と話がしたかった」と意味不明な供述した男だが、行動を見れば、「女性風呂に入りたい」という欲求を持っていたことは明らかだ。

 そして7月にも、千葉県習志野市の温浴施設で、自称アルバイトの32歳男が長髪のカツラにTシャツとズボン、そしてシリコンを詰めたブラジャーをして入店し、女湯に向かった。この様子を目撃した女性店員が、男に「佐藤さん」と呼びかけ、返答が男の声だったことから変装を見破り、身柄を取り押さえ、建造物侵入の疑いで逮捕した。男は取り調べに対し、「女性の裸が見たかった」と容疑を認めた。

 「現在のスーパー銭湯では、防犯カメラが至るところに設置されていますし、フロアもきっちり分かれている。従業員もインカムなどで常に連絡を取り合っていますし、侵入はほぼ無理です。それに変装したところで、モノはついているわけですから、客が気がつきますよ。また、最近は受付の際に手渡されるリストバンドや、ホテルのキーに対応し、女性でなければ開かないドアなども登場しています。男性が女湯に入ることは、近代化された入浴施設では不可能です。また、昔ながらの銭湯でも、従業員がしっかり監視しているので、基本的には無理ですね。女湯を覗きに行くのは、逮捕されに行くようなものです」(スーパー銭湯に詳しいライター)

 変装しても、無理なものは無理である。

2022年01月03日 14時00分 リアルライブ

https://news.nifty.com/article/domestic/society/12184-200177510/

 昔から男性が登りたい「台」が三つあるという。「表彰台」「オーケストラの指揮台」そして「風呂屋の番台」である。まあ、表層台については説明はいらないと思うが、オーケストラの指揮台というのは、確かに、自分の指揮一つでプロがすべてその動きに合わせるのであるから非常に気持ちがよい。そして風呂屋の番台である。まあ、風呂屋の番台というのは、風呂屋の中で事件が起きないようにということの「監視台」も兼ねているので、風呂場の方に向かって座るようになっており、当然に男湯も女湯も見渡せる位置にある。最近では風呂屋そのものが無くなったり、そのような番台が無くなってしまうようなところが少なくないので、何とも言いようがないが、昔はその番台の人は男性であっても女性であっても無視して、その人の前で服を脱いで裸でふろに入ったのである。

 もちろん、子供や老人が転んでけがをしたり、のぼせて気分が悪くなったり、あるいは喧嘩になったりと様々な事件があるので大変かもしれないが、合法的に異性の全裸を見ることができるのであるから何とも良いものである。

 少なくとも明治6年までは、日本はすべての風呂屋が混浴であった。もちろん高貴な人が入るところは別であったと思うが、しかし、一般には女性が肌を見せることそのものにあまり抵抗がなかったのか、基本的には混浴で「三助」という人が、風呂釜に火をくべたり、湯加減を見て、総出のなければ背中を流すというようなサービスをしていたのである。もちろん、女性もその三助のサービスを利用していたのである。

 しかし、その時代から150年もたつとかなり変わってしまい、そもそも混浴そのものが無くなってしまう方向にあり、また、何かあれば「盗撮」などといって他人の全裸をネット上に上げるような不届きなものが出てくる。そのようなものが出てくるから、混浴がより一層少なくなるというようなところであろう。ある意味で残念でならない。

 さて、2021年、コロナウイルス禍もかなり長期化し、人と人が触れ合うことが少なくなってしまう。そのことはそのまま、「他人の肌に触れたい」というような欲望を大きくすることにつながり、そして、「性犯罪」が増えることになるのである。性犯罪が増えるというのは、まさに、「法律や秩序関係なく、性的な行為を行いたい、猥褻な行為をしたい」という物であり、そのことはそれがよいのかということは別にして、人間の欲求としては理解できないではない。もちろんやってよいことではないのである。

 さて、その上、昨年のような「危機的状況」であり「社会が変わる」時になると、うまく自分の主張をしたいというような人々が出ていて、その上自分の立場だけで有利に進めようというようなことになる。「ジェンダー」というのはまさにそのようなものであり、魔図は「マイノリティを重要視する」という、日本国憲法にせっかく多数決と書いてあるにも関わらず、そのようなことを言い出すような話になり、その上、「都合の良いところで男女平等で、都合の良いところで男女は完全に分けられる」というような話になる。もちろん批判しているわけではないが、しかし、これを頭があまり良くない人が解釈すれば「どこでも男女平等でいいではないか」と異様になり、「男性が、欲望と触れ合いを求めて女湯に入る」という欲望に駆られることになる。

 まあ、気持ちはわからないではないが、しかし、あまり良くないような状態ではないか。それにしても、報道されただけで、上記の記事にも3回もあるというのは、なかなか興味深いところではないか。

 風呂屋が近代化され、多くの人が男女別になってしまっても、やはり人間の欲望は変わらないモノなのである。