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#021 ニューライフの祭典について

2022.01.04 13:00

by Motandhel

 驚いたことにもう新年がやってきてしまった。ニューライフの祭典も終わり、また新たな「何気ない日々」が始まろうとしている。

 今年のニューライフの祭りは僕にとってとても特別なものになった。というのも、去年の夏頃にアズルとニューライフの話をしていたのだ。そのとき僕たちはこういう関係になったばかりで、僕にとって誰かと一緒にいる未来を想像するのがまだ難しい時期だった。そんなときにアズルとイーストマーチを訪れ、今年のニューライフは一緒に過ごそうと話し合ったのだ(正確に言うと、一緒に冷たい川に飛び込もうという話だったが)。

 そして僕たちはその約束をきちんと果たした! これは僕にとってはとても大きな出来事だった。あのとき話した未来が本当にここにある。そう橋の上で口にしかける僕をよそに、隣にいたアズルはいつものように迷わずに冷たい川に飛び込んだ。慌ててそれを追って飛び込んだ僕は、お陰で足をつるところだった。

 その他にも、僕たちは色々な場所でその土地の祭りを楽しんだ。アルカイア城で危険なパフォーマンスを披露したり、シャドウフェンのはずれで釣りをしたり、ストンフォールの酒場で踊ったり……これだけは無理だと思っていたベトニクのご馳走を食べる祭りにも参加した。肉はやはり食べたいとは思えなかったが、アズルが美味しそうに食べているので少しだけかじってみた。すぐに飲み込んでしまったので味はよくわからなかったが、何かを乗り越えたような晴れやかな気持ちになった。

 それからもちろんオールドライフの祠にも二人で足を運んだ。祠はどの地域のものもユニークで美しい場所にある。旧い友のことを思い出すのは決して楽しいことばかりではないが、誰かと景色を眺めながら一緒に参加することで少しだけ優しい気持ちでいられるような気がした。

 これまではほとんどの時間を一人で過ごしていたので、年末年始を誰かと一緒に過ごすのはとても新鮮な体験だった。アズルには今年も色々な場所へ一緒に行こうと話した。彼がそれを承諾してくれたのがとても嬉しい。彼と一緒に行ってみたい場所は今思い浮かぶだけでも数えきれないくらいだし、まだ僕が知らない、二人でないと見ることができない景色がたくさんあるだろう。それを見ることが出来たときの感動を少しでも長く記憶に残すために、この日記を書く習慣は今年も続けてみようと思う。少しは日記を書くのもうまくなってきただろうか?