No.44 岐阜関ヶ原古戦場記念館が凄かった 2022.01.04 16:19 こんにちは、鬼川こるくです。ご覧いただきありがとうございます。お正月の帰省で1月3日の朝から岐阜の実家に帰り、1月4日の夜東京の自宅に戻って参りました。今回の帰省では、車で行けば実家からわりと近い距離なのに何故か一度も訪れたことがなかった「関ヶ原」に行ってきました。そして、2020年10月に開業したばかりの「岐阜関ヶ原古戦場記念館」にも足を運びました。恥ずかしながらこの記念館のことを事前に知っていたわけではなく、関ヶ原に行くことが決まった当日に検索したら出てきまして、「へーこんな記念館があるんだ。ふーん…」という、全国の戦国ファンの方々からお叱りを受けそうなくらいのゆるさで訪れました。ですが、結果的に行って大正解!!館内ではわくわくしっぱなしで、大変充実した一日となりました。私が存じ上げていないだけでこの記念館以外にも充実した施設はたくさんあるかと思いますが、今日は実際に訪れて感じた岐阜関ヶ原古戦場記念館の凄さについてお話しさせて頂きたいと思います!グーグル先生に頼りながら、戦国ド素人の私が好き勝手にお話しさせて頂く内容となります。もしよろしければお付き合い頂けましたら幸いです。【凄さ① おしゃれ】1月4日9時45分頃到着。スマホで適当に撮影した写真ですが、まずは外観をご覧ください♪ 合戦場を思わせるような柵や幕があり、正面には石田三成公の印「大一大万大吉」(だいいち だいまん だいきち)と、徳川家康公の家紋「三つ葉葵」が並んでいます。建物が白と黒をベースにしたシンプルなデザインのため、これらの紋が映えてとてもおしゃれだと感じました。また、この入り口の反対側には家紋入りの旗がずらーっと並んでいる場所があり、これがまたかっこ良くて…!私は戦国時代のことを語れる程の知識はほとんどありませんがそんな私でも、この壮観な眺めに胸が高鳴りました。もし戦国をこよなく愛しておられるファンの方が行かれたら何を思われるのでしょうか。 【凄さ② 大迫力の映像】これは本当にスケールが大きかったです!まずはこちらをご覧ください。シアター内は撮影禁止のため、ここではパンフレットに掲載されていた画像をご紹介しますね。(念のため掲載してもよいか記念館に問い合わせたところOKでした) パンフレットに小さく載っていたものを無理矢理大きくしたため画像が粗くて分かりにくいかもしれませんが、シアター内のスクリーンは最新型の、左右に広がるワイドスクリーンになっています。公式HPによると縦4.5m、横13m。そして座席数は確か、60席くらいだったと思います。新型コロナウィルス対策のために人数制限が設けられていて、一度の上映で視聴できる人数は最大で30名とのことです。一般的な映画館のような大きな部屋ではありませんが、ワイドスクリーンに加え、映像に合わせて風が吹いたり座席が振動する演出があり、更にその場に紛れ込んでしまったかのような気持ちにさせてくれるカメラワーク。そして、大迫力の音楽も最高でした。戦国武将達のかっこよさは言わずもがなですよね。また、体調に不安がある方には振動しない座席の案内もされていて親切だと感じました。上映内容は、10分程でまとめられた合戦当日の様子です。徳川家康公、福島正則公、黒田長政公、石田三成公、大谷吉継公、小早川秀秋公、島津義弘公など、そうそうたるメンバーが登場します。実はこの部屋に通される前に別室で更に10分、分かりやすい解説映像を見せてもらえるため、シアターでの上映内容がより理解しやすくなる構成になっています。ちなみにスタッフさんに、HPやYouTubeなどで映像の一部でも公開していないかを伺ったところ、残念ながら一切公開していないとのことでした。日本でここだけ。この記念館でしか見られない映像となっています♪【凄さ③ 戦国体験コーナーが面白い】ここでは実際に、武具に触れたり持ち上げたりできます。また、足軽の戦支度について学べる映像や、戦国クイズがあったりと、お子さん達にも楽しめる場所となっています。ここで撮った写真はこんな感じです。 ↑旗印を持ち上げたり陣太鼓や陣鐘(じんがね)を鳴らすことができました。奥の緑色の場所は写真撮影所です。陣羽織や鉄砲などの小道具で武将に扮して撮ってもらうことができます。背景は関ヶ原合戦図屏風となり、数種類から選択できるようになっています。 ↓そして個人的に大興奮だったポイントはこちら!刀に触れることができたことです!! これは嬉しい…!!!!刀剣ファンの方々にも必見のサービスではないでしょうか。作画の資料としても嬉しかったですし、打刀(うちがたな)と脇差(わきざし)に実際に触れられたことは大変貴重な体験となりました。実際に持ち比べて感じたことは、打刀と脇差では想像以上に重さが違うということでした。軽くて扱いやすいといわれても打刀はさすがの重量で、ズシッと重みが伝わってきます。続いて脇差の方はというと、「あれっ」と驚くくらいの軽さでした。打刀を持った直後だったので余計に軽く感じたというのもあるかと思いますが、二つの重さの違いを知ることができ勉強になりました。【凄さ④ 展望室で景色を一望できる】これも関ヶ原の戦いに興味のある方にはグッとくるポイントではないでしょうか。最上階の5階では、関ヶ原古戦場全体を見渡すことができ、東軍・西軍それぞれの武将が陣を構えた場所が分かります。(展望室全体の写真は撮っていなかったので、ここでもパンフレットの画像を紹介させて頂きますね) 先程と同様、無理矢理大きくしているため画像が粗くなっておりますが雰囲気は掴んで頂けることと思います。また、床面はこのように航空写真が貼られていて、合戦場全体が把握しやすくなっています。 【凄さ⑤ 入館料が安い】さて、ここまで魅力いっぱいの記念館をご覧頂きましたが、これほど充実した内容で入館料は果たしておいくらだと予想されますか?なんと、一般で500円です。これでシアターの映像も視聴できてしまうのですから驚きですよね。大学生・高校生は300円、中学生以下は無料となります!他にもお得な団体料金が用意されています。【おわりに】全部ご紹介することができず、他にも甲冑の展示室や戦国武将の美麗イラスト、おいしい食べ物などなど嬉しいことが盛りだくさんでした。もし興味を持たれた方は、是非一度足を運んで頂けたらと思います。一つ注意点として、記念館への入館は事前予約制となっています。もし行かれる際は公式HPで予約してからお出かけくださいね。ということで、本日は以上となります!最後までお付き合いくださりありがとうございました!それではまた…!