Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

テマヒマ

菩薩

2022.01.05 08:32

こんばんは。


暮らし、味わう。


民藝と発酵をモノサシに

食を通して暮らしの豊かさを提案する

古民家セレクトショップ&カフェ テマヒマ

いよいよ明日より営業開始!

プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


1ヵ月に1冊も本を読まないなんて最近の若者

は・・・みたいな記事を読んだことがあって

その時ちょうど、僕自身も1ヵ月に1冊読んで

ない状態でした。

テマヒマブログ浮世の回で書いたように、毎

日読んでるは読んでるのだが、なかなか進ま

なかくて・・・。その本がタイトル画像の

「柳宗悦 美の菩薩」。

年末年始のお休みでやっと読み終わりました


時間がかかったのは、


宗教の時代は遠ざかり、今日では<美の世界>

多くの人々の安息の場になりつつあるが、

柳宗悦はこういった時代を誰よりも早く予想

していて、美術館こそが寺院となる「美の宗

教」の時代がくると考えていた。民藝運動は

柳にとってはもともと「美の宗教」の実践運

動であった。(前書きより一部抜粋)


という著者の主張がしっくりきてない、腑に

落ちていない、ことによります。


民藝の思想と仏教との間には関係性があって

隣り合わせというか、中心的でさえあり、民

藝と宗教とが切っても切れない関係であるこ

とはもちろん理解した上で、宗教の代わりに

美を、民藝を位置づけるというところが理解

が難しかったです。


妙好人のことなど、まだまだ不勉強で初めて

知ったこともありましたし、また少し時間を

置いて、熟成させてから(これは本というよ

りは自分自身を)再読すると、きっと感想も

違ってくるのでは?と思うので、しばらく

かしておきたいと思います。


というわけで、菩薩という大層なタイトルと

は全くそぐわない内容となりましたが、テマ

ヒマブログ荒神の回で書いたように、ぼんや

り暮らしの中に「祈り」が足りない、といっ

たことを最近考えています。


長らくお休みを頂いていましたテマヒマですがいよいよ明日より2023年、令和4年の営業

開始です。

まずは初売り蔵出し市からスタートで皆様の

お越しをお待ちしております。


それでは、好い夜をお過ごしください。